活動レポート一覧

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活動の進捗報告/オンライン報告会アーカイブ配信

ロシア軍によるウクライナ侵攻から、1年が経過しましたが、未だに終息の兆しは見えません。2年目に突入した今、国際社会は、女性と女子を含む、最も弱い立場におかれた人々を支援する意志を新たにしなければならないと、CAREは訴えます。   ウクライナ国内の避難民540万人のうち、女性は59% を占めています。 ポーランド、ルーマニア、ハンガリー、スロバキア、ドイツなどに避難している800万人のうち86%が女性と子ども という驚異的な数字になっています。 また、過去1年間、ウクライナの女性や女子たちの間でジェンダーに基づく暴力が増加し、 レイプ事件が260%増加 したと報告されています。 ...

作成日時:2023/03/09 13:42

 更新日時:2023/03/09 13:42


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ウクライナ危機緊急支援事業 オンライン報告会を開催します!

  2022年2月24日に始まったロシア軍によるウクライナ侵攻から、まもなく1年が経とうとしています。戦争が長期化し、「独立以来最悪の冬」を迎えたウクライナの現状と、これまでCAREが行ってきた支援活動の内容、そして今後の課題などをお伝えするオンライン報告会を下記の日程で行います。 日本に避難された、Sofiia Bielovaさんのインタビュー(録画)も公開します。ぜひご参加いただき、ウクライナの今とこれからに関心をお寄せいただければ幸いです。 ■日時: 2023年2月21日(火)19:00~19:45 ■会場:オンライン(Zoom使用、参加URLはお申し込み後にお送りいたします)...

作成日時:2023/01/30 10:11

 更新日時:2023/01/30 10:11


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【最新報告】活動進捗と現地スタッフからの声

CAREとパートナー団体はこれまでに、ウクライナおよびス周辺国において、 95万人以上 の人々に支援を届けることができました。活動を支えてくださるご支援者の皆さまに、深く感謝申し上げます。     ウクライナでは現在、 約1,770万人 が人道支援を必要としています。ウクライナ国内では 600万人以上 が避難生活を送っています。厳しい冬の環境を破壊された家屋の中で過ごすことは難しく、再び大規模な避難生活につながる可能性があります。また、度重なるエネルギーインフラへの攻撃を受け、CAREはウクライナの人々の安全について深い懸念を表明しています。       CAREとパ...

作成日時:2022/12/22 09:52

 更新日時:2022/12/22 09:52


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避難民やボランティアの傷ついた心をケアする、サポートブック

戦争のような極限状態を経験した人々の多くは、心に深い傷を負っています。健康の重要な側面であるメンタルヘルスのためのサポートとして、CAREは セッションやカウンセリング、匿名相談できるホットラインの開設 などを行っています。   メンタルヘルスの専門家と直接話すことに抵抗がある人も少なくないため、 パニックやトラウマへの対処法を学べるサポートブック の製作、配布も行っています。   © CARE/Roman Yeremenko   ルツクの精神科医、Olenaが手にしているのは、彼女が書いた「戦争とどう付き合うか」という心理的サポートブックです。   この本は、戦争と...

作成日時:2022/12/12 11:19

 更新日時:2022/12/12 11:19


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氷点下20℃、ウクライナが迎える「独立以来最悪の冬」への備え

©Alberto Lores for People in Need     現在、 1570万人 のウクライナ人が人道支援を必要としていると推定され、その内、国内の避難民は 170万人 、破損した家屋や断熱・保温の不十分な家屋で生活している人々は 100万人 に上ると見られます。 まもなく迎える冬本番は、氷点下20度を超える、 「ウクライナ独立以来最悪の冬」 になると予想されており、何百万人もの人々に深刻な影響を与えることになります。 これに対し、防寒対策と十分な備えをすることにより、暖かく、安全で、尊厳のある生活環境を確保することができます。冬の死亡率を抑えるために...

作成日時:2022/12/07 10:49

 更新日時:2022/12/07 10:49


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CAREがウクライナに現地事務所を設立

©CARE/Roman Yeremenko   2022年2月24日にロシア軍がウクライナに侵攻してから、7カ月余りが経ちました。終わりの見えない戦争が続く中、国外へ避難するため国境を越えた人は1,300万人を突破し、国内でも697万人以上が故郷を追われています。   国際NGO「CARE」はこれまで、ウクライナ国内で活動するパートナー団体と共に迅速な支援活動を進めてきましたが、事態の長期化と必要とされている支援の広範さに対応するため、この度、 リヴィウにCAREウクライナ事務所を設立しました。 また、東部のヴィニツィアに出張所、ポーランドのジェシュフに越境拠点を置き、連携して活動...

作成日時:2022/10/07 14:42

 更新日時:2022/10/07 14:42


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意思決定の場で、脇に追いやられている女性団体たち

©CARE/Roman Yeremenko(ウクライナ、イメージ写真)   ウクライナでの紛争が激化してから 6 か月が経過しましたが、女性と女子は生命を脅かす保護のリスクに直面し続けています。一方、 女性の権利と女性主導の組織は、人道的対応において脇に追いやられています。 今回、ウクライナ、ポーランド、ルーマニアにおいて女性主導で活動しているCAREのパートナーたちが、人道的調整と意思決定への参加について、どのような見解を持っているかをご報告します。   ウクライナ難民の 90% は女性と子どもで構成されており、国内避難民の 65% は女性と女子です。女性と女子は、ジェンダーに基...

作成日時:2022/09/16 10:44

 更新日時:2022/09/16 10:44


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閉鎖が続く避難所、居場所を求める人々やペットたち

ウクライナ紛争が激化した当初、ウクライナ西部を経由して近隣諸国に避難する660 万人を受け入れるため、学校や幼稚園、スタジアム、工場、体育館、オフィス スペースなどが避難所として使用されていました。   しかし、半年が経った今、学校や幼稚園は徐々に授業を再開したいと考えているため、 避難所は徐々に閉鎖され、住民たちは別の滞在場所を見つける必要が出てきました。   ©CARE/Roman Yeremenko   62 歳のMayaはイバノ フランキブスクの学校に避難していましたが、そこが閉鎖することになったため、オフィスビルの 2 階と 3 階にある避難所に移りました。   彼...

作成日時:2022/09/05 15:59

 更新日時:2022/09/05 15:59


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ウクライナ侵攻から半年:メンタルヘルスへの深刻な影響

2月24日のロシア軍によるウクライナ侵攻から、今日で半年が経ちました。   この戦争によって、 1000万人以上の女性と子どもが悪影響を受け、ウクライナ難民の3分の1がうつ病、不安障害、心的外傷後ストレス障害を発症 すると予想されており、現在、そして今後数ヶ月、数年に渡って 継続的に戦争のトラウマに苦しんでいる人々に支援を提供することが急務 だと、CAREは警告を発しています。   「戦争が生み出す恐怖と悲しみは、心に深い傷跡を残します。この 恐怖と悲しみをそのままにしておくと、長期的に深刻な悪影響を及ぼし、様々な深刻な精神衛生上の問題や、自殺につながることもあります 」と...

作成日時:2022/08/24 12:41

 更新日時:2022/08/24 12:41


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戦争下で生まれた新たな家族 ~Tatianaさん(36歳)の話~

©CARE/Roman Yeremenko     36歳のTatiana Yevhenivinaと彼女の家族は、ウクライナ北東部のチェルニーヒウにある自宅から避難しました。 「私は家を出たくはありませんでしたが、非常に恐しい状況でした。9 人の子供を連れて逃げるのはとても怖いことです」   当時、Tatianaは妊娠していて、 9 か月目に入っていました。 「毎日、道を歩いていると、赤ちゃんが生まれてしまうのではと恐れていました」と彼女は思い出しながら言います。   キエフ郊外の小さな町で、娘のDaziaが生まれた病院を見つけました。 「病院の部屋には私一人でした。照明は...

作成日時:2022/08/17 13:28

 更新日時:2022/08/17 13:28


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【最前線からの声】子どもたちのライフラインとなる教育

国連の報告によると、ウクライナで4月だけでも100人以上の子どもの命が奪われ、1,748の教育施設が攻撃されています。 そして、国外に逃亡した子どもたちにとって、教育は依然として課題です。 ポーランドでは、195,900人のウクライナの子どもたちが学校教育と幼稚園を必要としています。   このような中、ポーランド国際援助センター(PCPM)との提携により、CAREはウクライナ難民の教師と通訳をポーランドの学校で雇用しています。     ©Reagan Hodge   これまでに140人以上のウクライナ人教師を登録し、ウクライナの子供たちがポーランドの学校に順応できるよう支援す...

作成日時:2022/06/07 11:21

 更新日時:2022/06/07 11:21


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【最前線からの声】人道支援を妨げる燃料不足と深刻な医療危機

  ©Ninja Taprogge   今年の2月以降、国連は 医療施設への236回の攻撃 を記録しており、私たち援助団体は困窮している人々へ支援を届けるために、日々様々な課題に直面しています。   「止まない砲撃のため、 医薬品を必要としている最前線の病院に医薬品を届けることは非常に困難な状況 が続いています」 CARE のパートナー団体であるTvoya Oporaの創設者兼マネージングディレクターであるValeria Tatarchukは言います。 「そして、もう一つの問題は 燃料危機 です。これが原因で、 私たちの活動は大幅に制限され、困っているすべての人に...

作成日時:2022/06/03 15:25

 更新日時:2022/06/03 15:25


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緊急ジェンダーレポート~戦争による女性とマイノリティへの影響

© 2022 Laura Noel/CARE   2か月以上に及ぶ戦争により、ウクライナから数百万人もの人々が家を追われ、難民となりました。今回、 CAREはUN Women(国連女性機関)とともに、「緊急ジェンダーレポート」を公開 。   女性とマイノリティ がこの戦争により、 健康、安全、そして食糧へのアクセス において甚大な困難に直面していることを明らかにしました。   2022年4月2日から6日までの期間に行われた、ウクライナの19地域の人々への調査とインタビューに基づくこの分析は、危機的状況におけるジェンダーの力関係にスポットライトを当て、 政府、国際社会、そ...

作成日時:2022/05/16 15:47

 更新日時:2022/05/16 15:47


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キーウのコーヒーショップに集うボランティアを支援

©CARE/Sarah Easter   キーウにあるコーヒーショップ は、周辺地域の人々に対して、 1日約11,000食を提供するボランティアネットワークの本部 になっています。この日は、支援物資として届いたばかりの ジャガイモの袋詰め が行われていました。ここには約500人のボランティアと100人のドライバーがいます。   「私たちは戦うキッチンになりました」 と、ボランティアネットワークのコーディネーターの1人であるSlava Balbekさんは言います。現在、 約25のレストランと3つのパン屋が店を閉め、ボランティアのためにキッチンと冷蔵庫を開放してくれています。...

作成日時:2022/05/10 09:14

 更新日時:2022/05/10 09:14


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CAREコーカサスによる、ジョージアでの支援

  ©Natia Nadirashvili/CARE Caucuses   ウクライナとは黒海を挟んで対岸にある ジョージアにも、およそ17,000人ものウクライナ人が避難 しています。同国で活動を行うCAREコーカサスは、到着するウクライナの人々に対して、 衛生用品を含む主要な支援物資を配布 しています。また、 クタイシ国際空港に到着する人々に対して、すぐに必要な情報を提供するために案内所を設置するなど 、支援活動を展開しています。   これまでに300人以上に、 ジョージアで利用可能なサービスに関する緊急連絡先情報を含む重要情報資料を提供 。資料は、 すべてウク...

作成日時:2022/05/02 09:00

 更新日時:2022/05/02 09:00


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IRFと連携し、ウクライナ国内5万人に対して緊急支援を提供

  ©CARE/Lucy Beck   CAREは、複数のパートナー団体と連携してウクライナ国内での支援を展開しています。中でも、 国内最大のNGOの1つである国際ルネサンス財団(IRF)とは、これまで5万人に対して、緊急支援を提供 してきました。   迅速かつ効果的な人道支援を提供するために、IRFとCAREは、 ウクライナで活動する140を超える市民社会組織のネットワークとも協力 して、支援を届けています。具体的には、 病院や公的サービスを提供する施設 など、社会基盤を支える重要な施設を中心に、 必要な物資などを購入するための資金を提供 しています。また、ウクライ...

作成日時:2022/04/28 14:24

 更新日時:2022/04/28 14:24


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スロベニア赤十字とともに、6台のトラックで物資をウクライナへ

©CARE Germany Aleš Černivec   (リュブリャナ/ウジホロド、2022年4月20日) 先週末、 スロベニア赤十字とともにCAREは、6台のトラックでウクライナの人々に水や食糧などの救援物資を届けました。 そして物資は、ウクライナ西部の ウジホロドにあるウクライナ赤十字物流センターに届けられ、その日中にウクライナの人々に配布されました。     ©CARE Germany Aleš Černivec   6台のトラックには、 約25,000リットルの水と55トンの食糧 が積まれていました。その中には ハンガリーの郷土料理であるグーラッシュやマ...

作成日時:2022/04/25 16:13

 更新日時:2022/04/25 16:13


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81歳のOleksandraさんの話「私たちは戦争に未来を奪われました」

  ©CARE/Lucy Beck   ロシアによるウクライナ侵攻から、もう少しで2か月が経とうとしています。既に 1,180万人もの人々が家を追われ 、ウクライナ国内外に避難しているとされています。   今回は、 ウクライナ西部の街リヴィウ から、 CAREドイツ のエマージェンシー・コミュニケーション・オフィサーSarah Easterによるレポートを通じて、人々の様子をご報告します。   ****************   まばらに家具のある小さな部屋の片隅に、洋服が積み上げられています。それらはある種のクローゼットのように見えますが、床にしっかりと縛り付け...

作成日時:2022/04/21 10:19

 更新日時:2022/04/21 10:19


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ザポリージャから逃れてきた家族「とにかく逃げないと」

©CARE/Stefan Brand   ウクライナと接するポーランド国境の町プシェミシルにあるレセプションセンターの外の空気には、ウクライナの餃子、いわゆるヴァレーニキの匂いが混じっています。国境の反対側にある家から届いてくる匂いです。   センターにたどり着いた人々は、この“屋外キッチン”で、少し元気を取り戻したり、他の人と情報を交換したり、太陽の暖かさを感じたりしています。私は翻訳者のアンジャとともに、 父、母、そして息子で5歳のアレクサンダー と話し始めました。   私が自己紹介をすると、アレクサンダーは私に駆け寄り、私を抱きしめたい様子です。両親はまだ彼を抑えようとし...

作成日時:2022/04/13 16:39

 更新日時:2022/04/13 16:39


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「それが私の母や姉妹だったら、誰かに助けてもらいたいです」

©CARE/Lucy Beck   今後、ウクライナ危機への 人道支援を拡大するため に、 他の援助機関や支援団体などとの様々な調整 を担うCARE専門家チームの一員として、 ポーランドとウクライナの国境地域 に派遣されたNinja Taproggeからのレポートです。   ここワルシャワでは、 主要鉄道駅と受付センターに難民が集まっていま す。ポーランドの首都は寒いですが、太陽が輝いています。ワルシャワ中央駅では様々なことが起こっています。上の階では、ウクライナからの難民が毛布の上に座っていたり、寝ている人や携帯電話を操作している人もいます。子どもたちは静かに遊んでい...

作成日時:2022/04/06 10:31

 更新日時:2022/04/06 10:31



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