活動の進捗報告/オンライン報告会アーカイブ配信

ロシア軍によるウクライナ侵攻から、1年が経過しましたが、未だに終息の兆しは見えません。2年目に突入した今、国際社会は、女性と女子を含む、最も弱い立場におかれた人々を支援する意志を新たにしなければならないと、CAREは訴えます。

 

ウクライナ国内の避難民540万人のうち、女性は59%を占めています。ポーランド、ルーマニア、ハンガリー、スロバキア、ドイツなどに避難している800万人のうち86%が女性と子どもという驚異的な数字になっています。 また、過去1年間、ウクライナの女性や女子たちの間でジェンダーに基づく暴力が増加し、レイプ事件が260%増加したと報告されています。

 

「1年経った今、ウクライナとその周辺国の両方で、勇敢な女性たちと彼女たちとともに活動する組織への支援を維持することが、これまで以上に重要です」とソフィア・シュプレヒマン-シネロCARE事務総長はいいます。

 

私たちはマラソンをしているのです。そして、マラソンで最も困難なのは、最初の数分でも、最後の数分でもなく、その途中なのです

  

 

CAREと56のパートナー団体と共に、ウクライナ、ポーランド、ルーマニア、グルジア、ドイツの各地で今回の危機の影響を受けた98万9700人以上に、保護と心のケアの支援、現金支援、食糧、水、衛生・保健支援、保健サービス、宿泊支援、ジェンダーに基づく暴力からの保護、教育などを提供しています。

 

 

 

私たちCAREは、終戦後の復興までを見据えて、少なくとも2025年3月まで支援活動を続けてまいります。長期化するこの危機の中で、心身共に疲弊しているウクライナの人々へ、支援を届け続けることのできるよう、どうか、皆さまのお力を貸してください。何卒よろしくお願いいたします。

 

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■ウクライナ危機緊急支援事業 オンライン報告会アーカイブ配信

 

下記のリンクより、ぜひご覧ください。

https://youtu.be/8PDSut3_KPA