【最新報告】活動進捗と現地スタッフからの声

CAREとパートナー団体はこれまでに、ウクライナおよびス周辺国において、95万人以上の人々に支援を届けることができました。活動を支えてくださるご支援者の皆さまに、深く感謝申し上げます。

 

 

ウクライナでは現在、約1,770万人が人道支援を必要としています。ウクライナ国内では600万人以上が避難生活を送っています。厳しい冬の環境を破壊された家屋の中で過ごすことは難しく、再び大規模な避難生活につながる可能性があります。また、度重なるエネルギーインフラへの攻撃を受け、CAREはウクライナの人々の安全について深い懸念を表明しています。

 

 

 

CAREとパートナー団体は、ウクライナの人々がこれから来る厳しい冬に立ち向かうために必要なアイテムを支援しています。個人宅やコミュニティセンターでは、窓やドアの交換、屋根や暖房器具の修理、壁の断熱など、寒さをしのぐための改修作業を行っています。

 

しかし、このような努力も攻撃が続けば、全ては水の泡です。私たちはすべての紛争当事者に対し、国際人道法の下で民間人と民間インフラを保護する義務を尊重するよう求めています。

 

 

紛争が始まってから9カ月あまり、すでに約790万人のウクライナ人が近隣諸国に避難しており、中には今年2回目の避難をした人もいます。氷点下20℃にもなる冬の寒さが、被災した住宅や仮設住宅で暮らす数百万人のウクライナ人とって、死の宣告となることを回避すべく、CAREは全力で支援を続けてまいります。