令和4年6月12日、「ゼロ円食堂に向けた食堂」の第3回目の活動を福島県二本松市にある東日本大震災の被災者が生活している災害公営住宅若宮団地の集会所で実施しました。
今回は福島大学の学生3名が参加してくれました。
本日の献立は親子丼です。
学生さんの一人は「普段はお味噌汁を作るぐらいしか料理はしません」と言っていましたが、それでも玉ねぎを切る包丁はリズミカルに動いていました。
前回の活動の際に「団地の方に名前を憶えてもらう」と言っていた学生さんが、
団地の方が食事を取りに来た際に「私の名前(ニックネーム)は何でしょう」クイズをしていましたが、
ちゃんと団地の方は「〇〇ちゃんでしょ。ちゃんと憶えているわよ」と仰っていました。
団地の方から話を聞くと「普段若い人とお話をする機会もないし、ここで学生さんとお話をすることがとっても楽しみなの。
だから前回名前憶えてくださいね、って言われたから忘れないようにしていたわよ」
とのことでした。
1回目の活動よりも2回目、2回目よりも3回目と、活動回数を重ねるごとに学生と被災者のコミュニケーションが増えてくるのが目に見えて分かります。
今後も皆様から頂戴した貴重なご寄付を活用してゼロ円食堂に向けた食堂を開催していきますので、
引き続きよろしくお願い致します。