活動レポート一覧

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シリア国内避難民に衛生用品配付:コロナ感染対策

2011年の「アラブの春」をきっかけに始まったシリア内戦は、発生から10年を経て、未だに解決の糸口が見つからない状況が続いています。苦境に追い打ちをかけるように、シリア国内では昨年来、新型コロナウイルス感染拡大が未曽有の人道危機をさらに悪化させています。   AAR Japan[難民を助ける会]は2014年以降、現地協力団体と連携して、シリアの国内避難民および地域住民に対する人道支援活動を続けており、現在はコロナ対策の衛生用品配付、障がい者家庭への支援を実施しています。   シリア国内避難民キャンプでAARの現地協力団体から衛生用品を受け取る人々   木々の間に白いテントが立ち並ぶ...

作成日時:2021/11/29 10:54

 更新日時:2021/11/29 17:08


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アフリカ3カ国でマスク25万枚配付:コロナ対策支援

AAR Japan[難民を助ける会]は新型コロナウイルスの感染対策支援として、製薬大手のエーザイ株式会社(本社:東京都文京区)と協力し、アフリカ3カ国(スーダン、ウガンダ、ザンビア)でマスク25万枚を配付しています。配付先は難民居住地内の診療所や保健ボランティアの難民、首都の拠点病院などで、医薬品や衛生用品が充分ではない中、「遠い日本から送られたマスクを感染対策に役立てたい」と感謝の声が聞かれました。3カ国のAAR現地事務所から報告します。     【スーダン=12万枚】   日本からスーダンに向けて4月中旬に発送されたマスク12万枚は、通関手続きなどを経て5月20日、首都のハルツー...

作成日時:2021/07/09 15:48

 更新日時:2021/07/09 15:50


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コロナ禍を乗り越えるために:世界難民の日(6月20日)

新型コロナウイルス感染対策のための衛生用品をロヒンギャ難民キャンプで配布=3月17日   6月20日は国連が定める「世界難民の日」。 世界の難民・国内避難民は近年、増加の一途をたどり、過去最多の8,000万人超(2020年末推計)に上ります。 一方、昨年初頭から世界中に感染拡大した新型コロナウイルスの猛威は、1年半経った今も収まらず、世界の感染者は約1.8億人、死者は約380万人に達しています。 こうした危機的状況においては、難民や障がい者、貧困層など、普段から 社会的に弱い立場にある人々がとりわけ深刻な影響を受けます 。衛生状態が悪く医療体制も充分ではない難民キャンプ・居住地...

作成日時:2021/07/09 15:42

 更新日時:2021/07/09 15:42


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障がい関連団体など2,771ヵ所にコロナ対策支援

世界中に拡大する新型コロナウイルス感染は、発生から1年半を経た現在も収まる気配がありません。AAR Japan[難民を助ける会]は昨年来、 感染した場合に重症化しやすいとされる透析患者の方々 、 クラスターの発生が懸念される障がい福祉事業所 などに対し、衛生用品の配付を中心とした支援を実施しています。2020年4月にコロナ対策緊急支援を開始して以来、これまでに 全国2,771ヵ所の障がい関連団体・施設、病院(障がいのある人とその家族、福祉・病院関係者など合計16万1,720人)に支援を届けました 。   提供したフェイスシールドを使用して食事介助を行う「社会就労センターわかたけ...

作成日時:2021/07/09 15:36

 更新日時:2021/07/09 15:37


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イタリア:コロナ禍の障がい者を

新型コロナウイルス感染が世界規模で続く中、AAR Japan[難民を助ける会]は、早い時期から被害が拡大したイタリアで、障がい児を診療する小児専門病院にコロナ対策支援の寄付をお送りしました。病院ではタブレットPCを購入し、移民など経済的に恵まれない障がい児家庭に配付して、自宅での勉強やリハビリテーションに活用してもらっています。AARは主にアジア・アフリカ・中東地域で活動していますが、今回はイタリア在住の指揮者・作曲家、杉山洋一さんのご協力で支援が実現しました。クリスマスを前にAARに届いたメッセージをご紹介します。   (左から)タブレットを受け取ったサリム君、ベルガモ―ニ医師、母親のナ...

作成日時:2021/02/12 18:12

 更新日時:2021/02/12 18:12


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コロナ禍で減少した仕事。障がい者の生活を支えるために

【コロナ禍で減少した仕事。障がい者の生活を支えるために】 AAR Japan[難民を助ける会]は新型コロナウイルス対策緊急支援として、日本国内の障がい関連団体・障がい福祉施設・病院に対し、マスクや消毒液などの衛生用品に加え、職員のテレワークやオンライン会議の導入に必要な情報通信機器などを提供してきました。中でも衛生用品の需要は高く、病気や障がいのある方を支える全国的な組織と連携しながら、物資の配付を続けています。 お届けしたマスクを着用して作業に励む福祉事務所「ワークサポート篠ノ井」の皆さん(2020年5月28日) コロナの影響を受けて企業活動が低下したことにより、障がいのある方が働く作...

作成日時:2021/02/12 17:53

 更新日時:2021/02/12 17:59


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ミャンマー:コロナ緊急支援でクリニックや学校に衛生用品を配布

ウジー村クリニックに衛生用品を配布。右端は看護師のドウ・ズィン・ミン・ラッさん。左から2名がAARパアン事務所スタッフ (2020年9月8日)   AAR Japan[難民を助ける会]のミャンマー・パアン事務所は、タイと国境を接する同国東部のカレン州で、「地域に根差したリハビリテーション(Community Based Rehabilitation:CBR)」事業を実施しています。AARのサポートで設立されたCBR委員会が中心となり、障がい者が暮らしやすい地域づくりを進めています。新型コロナウイルス感染拡大の影響はこの地域にも及んでおり、AARは同委員会メンバーの学校長や教員、助産師やヘル...

作成日時:2020/11/06 16:29

 更新日時:2020/11/06 16:30


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パキスタン:支え合って新型コロナの苦境を乗りきる

AAR Japan[難民を助ける会]パキスタン事務所は9月、新型コロナウイルス緊急支援として、 政府による外出制限などの影響で困窮した障がい児の住む家庭 130世帯を一戸ずつ訪問し、支援物資を配付しました 。AARの事業地であるハリプール郡で実施したこの活動は、 自らも障がいのある子どもを育てる地域の保護者たちも協力してくれました 。AARハリプール事務所のシブハ・ムクタルからの報告です。   辛い状況を話す。それが互いの支えになる シャヒーン・アーシフさん(右)と、AARハリプール事務所のシブハ・ムクタル(2020年9月21日)   「これまで、たくさんの困難な状況にある...

作成日時:2020/11/06 16:20

 更新日時:2020/11/06 16:22


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シリア国内避難民:コロナ対策支援で衛生用品の配付を開始

AAR Japan[難民を助ける会]は8月初旬、内戦が続くシリアにおける新型コロナウイルス対策緊急支援として、現地の協力団体とともに衛生用品の配付事業を開始しました。過密状態のキャンプなどで暮らす国内避難民を主な対象として、石けんやタオル、手洗いタンク、ウェットティッシュなどの衛生用品を順次配付していきます。   衛生用品の配付を前に適切な消毒方法を指導する現地協力団体スタッフ   長引く紛争の影響で医療施設が機能していないシリアでは、新型コロナウイルスの感染拡大が大きな脅威となっています。同国内では多くの人々が避難を繰り返しながら暮らしており、過密状態のキャンプや地域での生活を余儀な...

作成日時:2020/08/24 11:23

 更新日時:2020/08/24 11:25


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ラオス:コロナ感染予防に取り組みながら、活動を再開

養殖研修に参加した障がい者へ、手洗い方法を伝える(ウドムサイ県、2020年7月9日)   AAR Japan[難民を助ける会]はラオスで、キノコ栽培やカエル・ナマズの養殖・販売を通した、障がい者の小規模起業支援を行っています。新型コロナウイルスの全感染者が回復し、以前の生活を取り戻しつつある同国で、新たな感染拡大を防ぐことは不可欠です。AARは感染の拡大防止のために控えていた事業地での活動の再開と同時に、感染予防方法などを伝える活動を6月から始めました。ラオス駐在員の久保田和美がご報告します。   【障害者とその家族で感染予防に取り組む】 新型コロナウイルス対策のために、訪問先では検...

作成日時:2020/08/03 15:02

 更新日時:2020/08/05 10:17


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障がい福祉事業所の運営継続を支援-新型コロナウイルス緊急支援

AAR Japan[難民を助ける会]は、日本国内の障がい関連団体・障がい福祉事業所・病院に対し、マスクや使い切りゴム手袋、消毒液などの衛生用品の配付を続けています。障がいのある方に必要なサービスを提供する福祉事業所には多くの利用者が集うだけでなく、利用者と職員の身体接触が避けられず、新型コロナウイルスへの感染が懸念されています。AARは、こうした事業所が新型コロナウイルスの感染対策をしながら運営を継続できるよう、衛生用品に加えて、職員のテレワークやオンライン会議の導入に必要な情報通信機器の提供などの支援を行っています。   【「誰一人として失ってよい命などない」】 各地域の障がい福祉事業...

作成日時:2020/07/13 11:31

 更新日時:2020/07/14 09:39


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ロヒンギャ難民キャンプ周辺で衛生啓発活動-新型コロナウイルス緊急支援

AARが配付した手洗い器を用いて、手洗い方法のデモンストレーションを実施(バングラデシュ・テクナフ郡、2020年6月14日) ミャンマーから逃れた累計100万人超のイスラム少数民族ロヒンギャ(ミャンマー避難民)が滞留するバングラデシュ南東部コックスバザール県の難民キャンプで5月末、新型コロナウイルス感染によって男性(71歳)が亡くなるなど死者5人(6月末現在)が確認され、ホストコミュニティ(周辺の集落)でも感染が急速に広がっています。AAR Japan[難民を助ける会]は6月中旬以降、キャンプが点在する同県テクナフ郡の農村部で、感染予防のための衛生用品の配付、衛生啓発活動を実施しています。 ...

作成日時:2020/07/13 11:22

 更新日時:2020/07/14 09:39


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障がい関連団体への物資配付を拡大:新型コロナウイルス緊急支援

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、AAR Japan[難民を助ける会]は4月以降、日本国内の障がい関連団体・障がい福祉施設に対し、マスクなど衛生用品の緊急配付を続けています。お届けしている支援物資の多くは、日頃からAARの活動を応援してくださっている企業・団体の皆さまから寄贈されたものです。全国に出された緊急事態宣言が一部解除されたものの、多くの福祉関係者は今も感染の危険と隣り合わせで奮闘しています。取り組みの現状を報告します。 【「マスク、涙が出るほどありがたい」】   マスクをお送りした、きょうされん加盟の障がい者就労支援事業所リサイクル洗びんセンター(東京都昭島市、2020年5...

作成日時:2020/06/29 15:56

 更新日時:2020/07/14 09:39


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パキスタン、タジキスタン:感染拡大を防ぐ―新型コロナウイルス緊急支援

支援物資を配付するAAR現地スタッフと、障がい児の親などのボランティア(パキスタン・ハリプール郡、4月23日)     AAR Japan[難民を助ける会]は、新型コロナウイルス緊急支援を国内外で行っています。物資配付を続けているパキスタン、そして、衛生啓発活動を始めたタジキスタンでの活動について、報告します。     【パキスタン 2回目の物資配付を実施】 「夫が日雇い労働で家族を養ってきましたが、街がロックダウンされて仕事に行けなくなりました。収入が無くなり、途方に暮れていたところでした」。2人の障がい児を育てている母親は、物資を届けたAAR現地スタッフに、こう話しました。 ...

作成日時:2020/06/15 17:27

 更新日時:2020/06/16 09:47


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トルコ:シリア難民への情報提供や電子マネーの配付―新型コロナウイルス緊急支援

  配付された電子マネーで水やおむつなどの日用品を購入でき喜ぶシリア難民の方々(トルコ、2020年5月21日)   AAR Japan[難民を助ける会]は2012年から、トルコでシリア難民への支援を行っています。トルコでは、新型コロナウイルスの感染者数・死者数ともに減少傾向にあるものの、感染者数は17万人を超え中東で最多となっており、深刻な影響が出ています(2020年6月10日時点)。   トルコ国内で新型コロナウイルスの影響が広がる中、シリア難民の方々は言葉の壁による情報不足から大きな不安を抱え、また経済的にもひっ迫した状況に直面しています。新型コロナウイルスの影響により仕事を失う...

作成日時:2020/06/15 17:08

 更新日時:2020/06/16 09:47


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アフガニスタン:診療所やモスク、経済的にひっ迫した世帯へ、石けんなど支援物資を届ける-新型コロナウイルス緊急支援

    世界で感染拡大を続ける新型コロナウイルス。AAR Japan[難民を助ける会]が活動するアフガニスタンでも感染が拡大しており、感染者数は2万2千人を超え、426名が亡くなっています(6月11日時点)。感染拡大に伴い、人々の生活に大きな影響が出ています。AARはパートナー団体と協働で物資を調達し、5月18日から3州(カブール州、パルワーン州、カピサ州)で緊急支援物資の配付を開始しました。   【 診療所やモスクでの集団感染を防ぐ】 アフガニスタンは十分な医療体制が整っていないため、感染予防は欠かせません。また、 多くの人が集まるモスクや診療所では、集団感染も防がなければなり...

作成日時:2020/06/12 16:25

 更新日時:2021/08/30 12:34


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ミャンマー:障がい児の家庭へ食糧配付を開始 -新型コロナウイルス緊急支援

【経済的に追い込まれた家庭へ、食糧を届ける】 米10kg、油1ℓ、卵30個、ひよこ豆1.6㎏、ジャガイモ1.6kgを1セットにして配付しました。AARミャンマー事務所の現地スタッフが、マスクの着用など感染拡大の防止・予防策を取った上で実施しました(ミャンマー・ヤンゴン、2020年5月8日)   新型コロナウイルスの感染が広がるミャンマーでは、これまでに228名が感染し、6名が亡くなっています(2020年6月1日時点)。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、 以前からAARが支援していた方々の暮らしは、さらにひっ迫 してきています。今回、 従来から支援している障がい児の家庭の中で...

作成日時:2020/06/02 16:52

 更新日時:2020/06/02 17:00



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