活動レポート一覧

公開

タイマイ大規模産卵地セガマ・ブサール島、産卵記録更新!

ELNAのタイマイ保全活動地の1つセガマ・ブサール島(以下、「セガマB島」とします)は、東南アジア地域の中で大規模産卵地の1つです。 ↑先日のセガマ・ブサール島 周辺国を見ますと、オーストラリアもかつてはタイマイの産卵が多い国でしたが、 オーストラリア 北(東部側)の大きい繁殖地であった Millman島のタイマイ個体群はあと10年程で絶滅 の予想だそうです! そんな中セガマB島は20世紀におこった8割の減少から回復し、更に安定して個体数回復が見られています。(タイマイの捕獲が禁止され、+ELNAと YPLI の活動により盗掘から卵を保護しているため) そして 今年202...

作成日時:2023/12/28 11:28

 更新日時:2023/12/28 11:33


公開

海岸環境が変わってきた!?セガマB島の近況

ウミガメ保全に携わる人々が気になるのは、 海岸の環境に起きる変化 です。 孵卵環境がタイマイに適しているためか、多くの赤ちゃんを生み出してきたセガマ・ブサール島(以下、セガマB島)ですが、 近年変化が出てきました 。 最近の現場の近況を報告します。 ウミガメにとって捕食者の増加や産卵頭数が増える(=産卵が集中する)などの環境が変化することで、卵や子ガメの生存率にも影響があります。この記事では、最近の保全活動地の海岸環境の変化や、それに伴うウミガメの繁殖・生存への影響について解説します。さらに、今後の活動方針や展望についても紹介します。ウミガメ保全に関心のある人は必読です。 ▼ ...

作成日時:2023/04/26 14:12

 更新日時:2023/04/26 14:12


公開

2000回のウミガメの産卵が周囲たった1.4kmの小さい島に集約!重要な産卵地に成長した“保護島”の今

あなたは、「自分がやらなきゃ、誰がやんの?」って状況に追い込まれたことはありますか? そんな時って、ものすごいプレッシャーと不安が入り乱れて、「でも、やらなきゃ!」って自分を奮い立たせたのではないでしょうか。 今回のレポートでご紹介するのは、インドネシアの灯台しかない小さな島、ウミガメ保護島(セガマ・ブサール島という島)でおこなわれているタイマイ保全活動プロジェクトの今です。 このプロジェクトを現在遂行している筆者も、「自分がやらなきゃ」という想いで活動を引き継ぎ、奮闘しています。今日はそんな思いを共有することで、励みや前向きな気持ちなど、読者のみなさんの心を動かすことにつながればと思い...

作成日時:2022/06/28 12:11

 更新日時:2022/06/28 14:28


公開

セガマ島での活動報告2020年~世界のタイマイ産卵数とも比較してみた

セガマ島・ブサール島 (以下、セガマ島)では、乱獲により絶滅に追い込まれているインドネシアのタイマイを守るため、 認定NPO法人エバーラスティング・ネイチャー(ELNA) は現地パートナー団体YPLIと1998年から活動をおこなっています。 【2020年の実績】 2020年は新型コロナの影響により、日本からの渡航のみならずインドネシア国内でも規制がかかりました。4月に訪問する予定がキャンセルとなり、以後インドネシア人調査スタッフ(現地パートナー団体職員)もまだ島に行くことができていません。  しかし、セガマ島での主軸の活動となる、タイマイ卵の保護(盗掘されないように監視)と毎日の産...

作成日時:2021/01/15 16:05

 更新日時:2021/01/15 16:32


公開

タイマイ卵保護のご報告 2017-2019年

前回の報告から時間がたってしまいましたが、保全活動は順調に継続しております。 この保全活動は、乱獲により絶滅に追い込まれているインドネシアのタイマイを守るための活動です。ウミガメを守ることは彼ら自体を救うだけでなく、海や海岸の生態系を守る事、ひいては私たち人間活動を守る事にもつながります。アジア最大の繁殖地であるインドネシア、更にその中でも最大級の産卵を誇る重要な島のタイマイがこれからも守られていくよう、少しでも多くの方のご支援をよろしくお願いいたします。   【2017-2019年の実績】 2017年は 島全体で1,784回の産卵があり、2018年は1,620回の産卵がありました。そ...

作成日時:2019/12/19 00:00

 更新日時:2021/01/14 19:27



プロジェクト詳細に戻る