トルコ地震緊急支援を開始しました

AAR Japan[難民を助ける会]は、2月6日にトルコ南東部で発生した一連の大地震の被災地支援を開始しました。AARイスタンブール事務所の職員が現地に向かっているほか、被災地近県で緊急物資を準備しています。現地は非常に寒く、一刻も早い支援が必要です。

シャンルウルファで、倒壊した建物からの救出活動を不安そうに見守る人々=2月7日

 

トルコ南東部での大規模地震では、トルコと隣国シリアで少なくとも5,000人の死亡が確認され、厳しい寒さの中、被害の拡大が懸念されます。
AARはイスタンブール事務所職員を現地に派遣するとともに、情報収集を進めています。
また、被害の大きいガジアンテプ県の東側に位置するシャンウルファ県では、現地当局にニーズを聞き取り、緊急支援物資の調達準備を始めました。
被災地では食料、ヒーター、子ども用のミルク、毛布などが必要とされています。


これとは別に、AAR日本人職員2人がトルコ東南部を訪問中で、大きな揺れを感じましたが、2人とも無事が確認されました。

 

シャンルウルファ市内の避難所に集まった被災者=2月7日

 

AARはトルコ国内で1999年北西部地震、2011年東部地震の緊急支援を実施したほか、2012年よりシリア難民支援を継続しています。
今回の震災でもこれまで築いた現地ネットワークを生かして、迅速な支援を実施いたします。皆さまのご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

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