トルコ南東部で2月6日発生した大規模な地震では、隣接するシリアと合わせて両国で5万人以上の死亡が確認されました。
被災地では、復旧・復興に向けた努力が続く一方、今も多くの人々が仮設住宅やテントで不自由な避難生活を送っています。
AAR Japan［難民を助ける会］は発生直後から食料や毛布などの緊急配付を実施し、現在も中長期的支援を視野に活動を継続しています。

車両で支援物資を運ぶAAR職員


倒壊したシャンルウルファ県内の建物

【これまでの支援例】

・シャンルウルファ県でシェルターに身を寄せる家族に毛布と子ども用おむつを配付。
・パスタやオリーブなどの食料詰め合わせ、毛布、下着セットを配付。
・衛生用品（液体石けん、歯磨き、ウェットティッシュ）と生理用品、おむつ、調理済み食品セット（オリーブ、チーズ、ジャム、チョコレートクリーム）を配付。

・物資が届きにくい農村の地域へ、食料セット（小麦粉、コメ、豆類、パスタ、お茶、調味料など）、赤ちゃんセット（ベビーフード、おむつなど）、下着や生理用品を配付。
・3つのキャンプ村に食料詰め合わせ、衛生用品・生理用品、子ども用おむつなどを配付。

AARは、トルコ国内で1999年北西部地震、2011年東部地震の緊急支援を実施したほか、2012年よりトルコ国内でシリア難民支援を継続しており、これまで築いた現地でのネットワークを活かし、迅速な支援を行います。

被災者支援へのご協力をお願い申し上げます。