非正規滞在の母子家庭に在留特別許可が下りました

日頃はAPFSの寄付プロジェクト「在留資格の壁を越えて 若者たちの夢を応援しよう」にご支援くださり、大変ありがとうございます。

● 非正規滞在の母子家庭に在留特別許可が下りました
本プロジェクトで支援しているフィリピン国籍Aさんのご家庭に、11月22日在留特別許可が出ました。
家族全員「定住者」の在留資格です。
最近は親が帰国する代わりに子どもへの「留学」の在留特別許可を認めるというケースばかりでしたので、家族全員に、しかも「定住者」の在留資格が出たことは本当にうれしいニュースでした。

 

● Aさんからご支援に対するお礼のメッセージをいただきましたのでご紹介します

【原文】
On behalf of me and my kids, we will be thankful to those people and special to Asian People's Friendship Society (APFS) who help and support us with our problems situation (undocumented immigrants) that it’s taken so long to process but finally, we got special permission, we really respect it to have this special permission, because we can live here now in Japan with normal life, without any fear and scary feeling. This is a big change in our life.
 
Once again thank you very much to everyone and to Asian People's Friendship Society (APFS).
本当にありがとうございました。

【日本語訳】
子どもたちに代わりまして、私たちの問題(非正規滞在)についてご支援してくださった皆様、特にAsian People's Friendship Society (APFS)に感謝申し上げます。

とても長い手続きでしたが、ついに私たちは在留特別許可を得ました。

在留特別許可を得たことを誇りに思います。なぜなら恐れや怖い思いがなく、普通の生活を今日本で送ることができているからです。これは私たちの生活にとって大きな変化です。

改めて皆様とAsian Peoples Friendship Society (APFS)にお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。

 

● Aさん家族に対するこれまでの支援内容
こちらの家族は、当初子どもたちに国籍がなく、まずは役所への出生届の提出から支援をスタートしました。
その後出入国在留管理局に出頭し、これまで何度も出入国在留管理局のインタビューを受けてきました。
母親が一人で子ども二人の面倒を見ており、仕事ができないなかで、生活も大変でした。
APFSは、皆様からのご寄付を活用し、日用品購入のための支援金やご長男の専門学校入学金の一部支援を行いました。
また、食品を送ったり、子どもたちの通学交通費の補助を出したりしました。
さらには、子どもたちの学校関係者と連携するなど、できることをやってきました。
今回、家族の定着性が認められ、このような良い結果となり、本当にうれしいです。
Aさん家族のように、ほかの非正規滞在の方々も在留特別許可が得られるよう、APFSはこれからも地道に支援活動を続けていきます。

引き続き本プロジェクトへのご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

APFS スタッフ一同

 

寄付プロジェクト「在留資格の壁を越えて 若者たちの夢を応援しよう」: https://giveone.net/supporter/project_display.html?project_id=20300

APFSウェブサイト: http://apfs.jp/

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