難民申請中の家族の身元保証人申請を行いました

日頃はAPFSの寄付プロジェクト「在留資格の壁を越えて 若者たちの夢を応援しよう」にご支援くださり、大変ありがとうございます。

● 難民申請中の家族の身元保証人申請を行いました
当団体では現在難民申請中のCさん家族を支援しております。
ご家族は4年前に来日し、1回目の難民申請が却下されたため、2回目の申請をしている最中です。
ただし、在留資格は更新されず、現在、退去強制手続き中です。

日本は全件収容主義ですので本来は収容されるのですが、Cさん家族に関しては、身元保証人をつければ在宅での取り調べが可能と判断されました。
そこで、APFSスタッフがCさん家族の身元保証人の申請をしました。
身元保証人になるためには下記複数の書類を出入国在留管理局に提出する必要があります。
・身分証明書の写し
・住民票
・住民税課税証明書
・納税証明書
・銀行口座の残高証明書または通帳の写し
住民票や住民税課税証明書等、発行に手数料がかかりますので、本プロジェクトでいただきましたご寄付をその支払いに使用させていただきました。
日々の相談活動と平行して、在留資格にかかる各種申請書類の作成や手続きのサポートは受益者の方への支援の重要な業務の一つです。
皆様からのご寄付により、申請手続きを進めることができ感謝申し上げます。

 

 

● Cさん家族に対するそのほかの支援内容
息子さんは来日当時中学生の年齢でしたが、手続きがわからなかったため学校には行きませんでした。
しかしながら、一人でYouTubeなどを見て日本語を勉強し、今では家族で唯一日本語が話せる存在になっています。
さらに日本語を勉強して高校に行きたいという夢を持っており、2022年4月から夜間中学に通学しています。
当団体は夜間中学の入学手続きを支援し、学校訪問にも同行しました。

 

今後もCさん家族に寄り添って、相談活動を行ってまいります。
引き続き本プロジェクトへのご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

APFS スタッフ一同

 

寄付プロジェクト「在留資格の壁を越えて 若者たちの夢を応援しよう」: https://giveone.net/supporter/project_display.html?project_id=20300

APFSウェブサイト: http://apfs.jp/

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