※あおぞら財団は、にしよど親子防災部の事務局をしています。
4/6(土)に、4回目のLet’s にしよど防災さんぽを開催しました。
たださん作成のにしよど防災さんぽマップ
お天気にも恵まれ、桜もちょうど満開のお散歩日和。
防災士の多田さんの案内のもと、大和田、出来島地域を防災の視点からお散歩しました。
参加者は様々な年齢層の方11人。参加者は少なめでしたが、その分、密にお話を聞くことができました。
桜吹雪の中、せっせと歩きました
大和田は地盤沈下により、海抜がマイナスとなっています。
そのため、ジェーン台風や第二室戸台風といった大型台風の際には数週間浸水しました。
避難所になっている大和田小学校
西日本最大が級の大阪マスジド。外国にルーツを持つ人々に対する防災対策が課題になっています。
大和田と出来島の間にはかつて大和田川がありました。
その名残である橋の親柱が大和田住吉神社に残っていたり、かつて神崎川と大和田川が合流する地点に大和田船溜まりや白天宮があります。かつて川が流れていた箇所は住宅地になっています。
大和田住吉神社に残されている大和田川にかかっていた橋の親柱
大和田船だまりと白天宮。かつて神崎川と大和田川の合流地点でした
防潮鉄扉の電動化工事が行われています
最後に、西淀川を災害から守っている施設である出来島水門まで行きました。
神崎川から西島川が分岐してゆくところで、出来島水門は西島川への堰き止め用の水門になっています。また、生活通路として出来島と西島をつないでいます。
右側にあるのが神崎川の堤防。左奥が西島川の堤防。西島水門のおかげで、西島川の堤防は低くなっています。
大和田、出来島の過去の歴史を知り、今の防災対策の経緯についてよく知ることができました。
街をよく知ることが防災に繋がっていくのではないかなと思っています。
(谷内)