志賀町の仮設住宅で避難生活をサポート:能登半島地震

能登半島地震で大きな被害を受けた石川県志賀町では、住宅が全壊または大規模半壊した被災者の応急仮設住宅への入居が進んでいます。AAR Japan[難民を助ける会]は石川県や志賀町と連携し、入居世帯への生活家電の配布などの支援に取り組んでいます。

 

聞き取り調査で仮設住宅を訪問し、チャリティチョコレートを手渡すAARの桐生栞。チョコにはセールスフォース主催イベントの参加者と社員の皆さんからのメッセージが添えられています

 

志賀町内には194世帯分の仮設住宅が建設され、4月に入居が始まりました。入居者には県からテレビ、洗濯機、冷蔵庫が一律支給されますが、AARの支援は入居説明会の際に用意したリストからほしい家電を選んでもらい、後日配送するシステムです。「しか第一団地」の集会場で4月27日に行われた説明会には21世帯の皆さんが出席。志賀町職員が入居契約や水道、電気、ガス、ケーブルテレビの利用などについて説明した後、AARから家電申し込みとサポート体制についてお伝えしました。

 

志賀町と合同開催した入居説明会=しか第1団地(旧堀松保育園)で2024年4月27日

 

説明会に参加した70代男性は「入居できるようになってひとまず安心した。全壊した家から引っ張り出した使える物を車に積めるだけ積んで持って来た」と話し、早速、仮設住宅の部屋に荷物を運び込んでいました。「たまに手伝ってもらうけれど、ほとんど一人で家の片づけをしている。持病があるのですぐ疲れてしまい、遠くまで荷物を預けに行ったり災害ごみを捨てに行ったりするのは大変だよ」。

 

仮設住居に早速運び入れようとテレビや毛布などを持参した男性

 

AARが調達した家電は順次届いており、「とぎ第1団地」から「第3団地」の約80世帯に聞き取り調査したところ、お届けした製品は不具合なく活用されており、「とても助かっているよ」とおおむね好評でした。

AARがお届けした生活家電の一部