コアジサシに装着したジオロケーターの回収に成功しました

沖縄でのコアジサシの調査を植草学園大学でリトルターンリサーチセンターのメンバーでもある早川雅晴氏と協働で実施しています。
沖縄ではジオロケーター(※)の回収数が少ないため、昨年の調査ではコアジサシにジオロケーターの装着を行いました。
今年は去年装着した個体の再捕獲を実施したのですが、調査の初日にジオロケーター装着個体の再捕獲に成功しました。回収されたジオロケーターには渡りの位置情報を算出する情報が入っており、これから解析をしていきます。コアジサシがどこを通過し、どこで越冬しているかが分かれば、繁殖地と併せて保全に繋げていくことができます。
 
ジオロケータ―を装着したコアジサシ
 
ジオロケータ―装着個体の再捕獲に成功
 
 
 
また今年も新たにジオロケーターの装着も行いました。初日は沖縄の猛暑と埋立地の下からの熱射に体がついていかずバテそうになりましたが、2日目からは曇っている時間もあり、また体も順応してきてどうにか予定数を装着することができました。来年以降も引き続きジオロケーターの回収をして渡りについて調べていきます。
 
 
調査風景
 
 
※光の強さと時間を記録し、場所によって異なる日の出日の入り時間を推測することで、位置情報を算出します。

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