野鳥を守るためテグス拾いを実施しました!

日本鳥類保護連盟では、毎年テグス拾いを実施しています。テグスとは釣り糸のこと。釣り人が捨てていったテグスに鳥が絡まり、傷ついてしまったり死んでしまう事例が多発しているのです。

 

そのため、その被害をできるだけ少なくするために、放置されたテグスの回収を全国に呼び掛けて実施していただいています。

 

5月21日(日)、日本鳥類保護連盟本部においても、ラムサール条約登録湿地にもなっている東京都の葛西海浜公園においてテグス拾いを実施しました。30度近い炎天下ではありましたが、ボランティアの方々を含め総勢27名で実施いたしました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

 

岩の隙間に取り残されているテグスと一緒に落ちているゴミも回収しました。

 

岩や貝にからまったテグスを回収するのはなかなか大変です。

 

テグスだけでなくゴミも大量に回収されました。皆で集めたゴミを分別してから廃棄しました。

 

回収されたテグスです。昨年も実施しましたが、それよりも多いテグスが回収されました。

 

これは公園の関係スタッフに見せていただいたハクセキレイの死骸。テグスに絡まってしまい、死んでしまったようです。

 

このような被害をできるだけなくすため、日本鳥類保護連盟では今後も放置されたテグスを回収し、この現状を啓発していきます。

 

参加者全員で記念撮影。協力いただいた皆様、炎天下の中、お疲れ様でした!