スリランカの抗議活動への弾圧 即刻停止を

スリランカでは2022年2月以降、経済危機に対する大規模な抗議活動が続いていますが、スリランカ当局はこれを容赦なく弾圧しています。

 

激しい抗議活動の末に政権が倒れ、7月21日にウィクラマシンハ首相が大統領に就任しました。しかし、新大統領も市民の声を聞く姿勢を持たず、弾圧を続けています。

緊急事態のもと軍まで出動させて過剰な武力行使でデモを排除し、抗議する市民を逮捕しているのです。大統領就任後わずか1カ月余りで逮捕者は140人以上にのぼりました。

 

大統領や国会議員は声を上げる人たちを「テロリスト」や「ファシスト」呼ばわりし、当局は厳格なテロ防止法まで持ち出して声を抑え込もうと躍起になっています。

これまでに3人が同法の下で身柄を拘束されました。この法律は過去にも社会的少数派や活動家、ジャーナリストなどを標的に適用されてきました。

 

平和的に抗議する市民に対する弾圧を直ちにやめるよう、スリランカの大統領に要請してください!

 

▽ 1-Clickアクションに参加する

https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/lk_202212.html