厳しい寒さに耐えるウクライナの高齢者を守って!

 

ウクライナは、60歳以上の高齢者が人口の4分の1近くを占める、世界でも有数の「高齢者大国」です。

多くの市民が当たり前の日常を奪われ、今も苦しみの渦中にある同国ですが、中でも高齢者は、健康、障がいや貧困などのさまざまな困難を同時に抱えていることが多く、他の年代と比較しても、特に危険に晒されやすい状況にあります。

しかしロシアによる占領地への人道支援の妨害もあり、彼らのための安全な住居も、医療や生活のサポートも、十分に提供されていません。

 

避難そのものが困難なために自宅に残らざるを得ない人が多く、たとえ運よく避難できたとしても、安全な住まいを見つけられるとは限りません。

賃貸料の高騰や年齢差別により、高齢者が新しい住まいを見つけることは大変困難です。屋根や窓のないような粗末な住居で暮らす人たちもいますが、自分で修理費を払う金銭的余裕はなく、厳しい冬を乗り切れるかが懸念されます。

地域の中で高齢者を支えるネットワークも、軍事侵攻により崩壊してしまいました。

 

戦時下において、ウクライナ政府だけでは、こうした問題に対処することはできません。高齢者の命を守るために、今、国際社会によるウクライナへの惜しみない支援と、ロシアへの働きかけが急務となっています。

 

ウクライナの高齢者が安全な場所で暮らせるよう、日本政府に支援を呼びかけてください!

 

▽ アクションに参加する

https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/ua_202301.html