山羊飼育セミナーを実施

キリマンジャロ山の村では、多くの村人たちが牛の他に山羊を飼っています。山麓に暮らしているチャガ民族にとって山羊は伝統的に大切な動物で、一族の重要な集まりや、結婚式のときなどにその肉を食べたり(丸焼き!)、昔は伝統水路に水を通す時にその血を使ったりしました。 かつては放牧していたようですが、今はたまに村の道ばたなどに繋がれ草を食んでいるのを見かける以外、みんな舎飼いになっています。牛が牛乳や堆肥、食肉用として日々の生活の中で極めて実用的な位置づけなのに対し、山羊は彼らの社会慣習の中で、何かの時のために飼って