「虐待予防教育のこれから4 教師・NPO 意見交流会」を開催!

虐待予防教育について、2016年度から毎夏に多職種の方々と意見交流会を開催しており、今夏は4回目となります。今回は大阪市小学校教育研究会生活指導部(児童虐待研究班)の先生方が、小学校高学年に授業された実践報告をしていただき、35名の参加者での意見交流会となりました。 授業は、被虐待児童への配慮を含め綿密な計画のもとに、先ず日本ユニセフ協会の挿絵入りの資料を使って、分かりやすく子どもの人権教育の授業を進められ、次に、当協会の小冊子の中のネグレクトの事例を取り上げて、虐待の正しい知識を解説、最後に相談窓口があることも教えられるということでした。

 

この報告を話題提供として、参加者35名がグループに別れて意見や感想を付箋に書いて意見交流し、最後にはその付箋をホワイトボードに貼って、全員で共有しました。下記に意見の一部を紹介します。
*子どもの権利条約を土台にしたことが良い。*学年ごとに工夫された分かりやすい説明。*守ってもらえる相談機関が存在することや、子ども自身が大切にされるべき存在であることを理解できるように、虐待についての認識を持つことができるように、子どもの様子を見ながら慎重に授業されている。*カリキュラムのさらなる開発。*被虐待児への配慮をした授業の工夫。等です。
ご多忙中、発表していただいた先生方とご参加いただいた皆様に、謝意を申し上げます。

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http://www.apca.jp/prevention/childsupport