教師×NPO意見交流会「虐待予防教育のこれから」を実施しました。

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「教師×NPO意見交流会~虐待予防教育のこれから3~」のご報告です。 8月7日18時半から20時半に、守口東高等学校家庭科教諭の田口和美氏をお迎えし、限られた授業時間の中で取り組める「虐待予防教育」をご提案をいただく機会として模擬授業の体験させていただきました。

 

当日は高校教諭をはじめ、児童への教育を検討される小学校教諭や医療機関、学生、子育て支援NPO、養護施設職員の方など30名の参加があり「虐待予防を教育から」の意識も高くなりつつあることを感じました。

内容はDVDを視聴しつつ、ワークシートに記入をするという学び方でした。ワークシートに記入する箇所は、重要ポイントと理解でき、思わず前のめりに、映像を聞き逃すまい、見逃すまいと引き込まれていきました。
科学的な知見に基づく子どもの発達や母親のホルモンバランス、脳の機能などを興味深く学べる題材で「人権意識を育てる」「周りの社会資源に支援を求め孤立を防ぐ子育て」などがもりこまれたものでした。先生の8時間の授業計画の1部分を体験させていただきましたが、参加者の方が生徒のつもりで参加し学びをシェアするうち、各立場での援用の仕方などが見えた様子でした。
しっかりしたモデルのまだまだ少ない「虐待予防教育」ですが、協会・子ども支援事業での3年間の意見交流会をふまえ、現場の先生方とつながりを深めご一緒に歩んでいけたらと考えています。
講師の田吹先生、参加者の皆さま、どうもありがとうございました。


尚当協会の「ティーンズAPCA」では、冊子を使った模擬授業の依頼や授業の協力なども、お受けしております。
詳細・お問い合わせは、http://www.apca.jp/prevention/childsupport