障害のある人の生涯学習を支援するモデル構築に取り組みます!

エイブル・アート・ジャパンでは、せんだい・まなびやネットワーク構築モデル事業「SOUPのアカデミア」をスタートします。

これは、文部科学省令和3年度「学校卒業後における障害者の学びの支援に関する実践研究」の採択を受けて実施するもので、国の様々な地域で活動する皆さんとともに、障害のある人の生涯学習を支援するための仕組みの構築をめざすものです。

 

このモデル事業の実施は、次の5つの段階を予定しています。

1)仙台市内の調査結果や国内外の先進事例を分析し、支援モデルの仮説を立てる。

2)多様な職種や専門家、ボランティアと連携し、仮説検証のための体制づくりを進める。

3)障害のある人の主体的な参加や意見を尊重し、プログラムの「参加型評価」に取り組む。

4)プログラムの継続に向けて、支援人材の育成を進める。

5)モデル事業によって得られた成果を、東北地域および全国に向けて発信する。

 

現在、からだとこころ、暮らしと社会、文化と芸術など幅広いテーマの中から「恋愛や人間関係について話してみよう」「洪水・土砂災害にあったらどうするの?」といった具体的なトピックを取り上げてプログラムを企画中。

去る7月23日には「祭りをつくり、愉しむ〜仙台七夕まつり」と題して、その歴史に関するお話や七夕飾りを実際に作るワークショップを実施しました。会場に来た参加者も、オンラインで参加した参加者もそれぞれに、普段とは一味違った知的関心を刺激するプログラムを楽しんでいたようでした。

 

この事業、今年度は文科省の補助を受けて実施しますが、「生涯学習を支える」ためには質の高い事業を継続することが必要であり、多くの方々の知識や技術、資金等のご支援が欠かせません。このGive Oneでも、皆さまのご支援をお寄せいただければ幸いです。