ブリッジフォースマイルでは、児童養護施設や里親家庭などを巣立った「後も(アトモ)」、繋がり続けるために、いろいろなイベントを行っています。
2月末には若者たちが和服で正装し、その晴れ姿を皆で祝う「振袖アトモ」を開催しました!
参加者のなかには、巣立ちセミナー(高校3年生向け一人暮らし準備セミナー)に参加した高校生の頃から振袖アトモを楽しみにしていた、という人もいました。
参加者が身にまとう振袖一式を準備してくださったのは「着付け隊」の方々です。
外国人留学生など、和服で盛装してみたいけれど、その機会を作ることが難しい人々を対象に、着付け体験をプレゼントする活動を続けておられます。
若者たちが到着すると、まずは振袖選びから開始です。
鏡の前で気になる振袖を羽織り、じっくりと色柄を確認。まだ序盤ですが、「わー、かわいい!」「こっちも華やかでいいね!」と、早速周囲の人々がウキウキしています。
参加者の皆さんは、一枚一枚袖を通すたびに、顔をほころばせたり、真剣に考えたりしながら、自分のイメージに合うデザインを探していました。
帯合わせの頃には、「こっちもいいけど、さっきの方がよかったかな」など、積極的に意見も出てくるようになり、組み合わせが決まった時は納得の表情でした。
着物と帯を選ぶと、続いてヘアセットに入ります。
髪型はイメージ写真から好みのものを選んでセットしてもらい、気に入った髪飾りを留めていきます。
ヘアセットの後は、いよいよ振袖を身につけていきます。
参加者の皆さんと着付け隊の方々は、互いに協力して、丁寧に着物や帯の形を整え、小物合わせを進めていきます。
着付け完成後は一人ずつ撮影会です。
はにかみ顔で登場した参加者の眩い姿に、待ち構えていた人々は一斉に「わー! きれい!!」と歓声をあげ、誰もが笑顔になりました。
会場に集った皆がワクワクし、幸せな気持ちを分け合えた1日でした。「楽しかったです!ありがとうございました」と会場を去る参加者の皆さんの姿に、「こちらこそ、一緒にお祝いさせてもらってありがとう!」と温かな思いがわいてきました。
詳しくはぜひブリッジフォースマイルのブログもご覧ください。
https://www.b4s.jp/post-5973/