公式HP:http://www.b4s.jp
財務情報:https://www.b4s.jp/b4s/finance/
親からの虐待や親の精神疾患、経済的理由などを背景に社会的養護のもとから社会に巣立つ子ども・若者の自立支援を行っています。
児童養護施設や里親家庭などで暮らす子どもは現在約42,000人。精神的・経済的な基盤の弱さやコミュニケーション力の不足、孤立などから問題を抱え、周りに理解者も多くありません。
子どもと社会の橋渡しを行い、施設間格差を埋めることで、子どもたちがどんな環境で生まれ育っても、夢と希望を持って笑顔で暮らせる社会を目指します。
◆支援対象
児童養護施設や里親家庭で生活する子ども(中学生、高校生)と、施設・里親出身の18歳〜25歳位までの若者。公的支援が切れる[18歳]という年齢に焦点を定め、施設・里親を出る前の準備と、出た後の孤立防止に注力しています。
◆対象エリア
・東京を中心に2016年に佐賀、2019年熊本、2022年北海道でも事業展開。
・行政から事業を受託(東京都2010-、横浜市2012-、佐賀県2018-、熊本県・熊本市2021-、江戸川区2022-、世田谷区2023-、北海道2024-)
受付中
受付中
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団体名 | 特定非営利活動法人・ブリッジフォースマイル |
寄付適格性 | |
設立経緯 | ブリッジフォースマイルは、代表の林が研修で「企業が児童養護施設に行う支援プランを考えて欲しい。」という課題を与えられた事をきっかけにうまれました。当時、林は児童養護施設の知識は何もない状態でしたが、ビジネスプランを作るために施設への訪問を開始しました。訪問を重ね、その実態を理解し衝撃を受けます。施設の子どもの約9割に親がいる事、子どもたちの多くは虐待を受けていた事、施設にいられるのは18歳までで高校を卒業すれば頼れる親のいないまま社会に出て生活していかなくてはならない事。また、施設職員は休む間もなく働き、子どもの問題行動や親への対応などで疲弊して退職してしまう職員も少なくありませんでした。 林は「児童養護施設とそこを巣立つ子どもたちの自立を支援するNPOを作る。」と決心します。研修終了後、林は会社員を辞め、2004年NPO法人ブリッジフォースマイルを創立し、東京都で事業を開始しました。 |
取り組んでいる社会的課題 | 親の経済的困窮や長期入院、虐待や育児放棄などで親の養育ができないと判断された子どもは児童養護施設や養育里親といった「社会的養護」のもとで育てられますが、原則18歳になると施設や里親家庭を出なくてはなりません。高校卒業と同時に一人で生きていく彼らの困難さはあまり知られていません。虐待による心の傷を抱えたまま人間関係で悩み、社会から孤立してしまうこともあります。 「お金のやりくりが分からない」「詐欺みたいなのにひっかかった」「仕事でうまくいかない、もう辞めたい」「親からたかられる、どうしよう」 小さな疑問から大きなトラブルまで、頼れる親や相談できる大人もなく一人で生活するのは想像以上に大変です。 私達は彼らの自立に必要なプログラムを網羅しています。就労支援、奨学金支援、居場所やシェアハウス運営、相談支援、緊急短期的住居支援など、中学生から参加でき、施設や里親を離れた後もつながる長い期間の伴走を目指しています。 |
主要事業 | 【自立支援事業】 ◆巣立ちプロジェクト/高校3年生対象 一人暮らしに必要な知識やスキルを半年間かけて学ぶセミナー ◆自立ナビゲーション/施設退所後~20才まで対象 ボランティアが月に1回マンツーマンで面談を行い孤立を防ぐプログラム ◆ジョブプラクティス/小学生・中学生・高校生・退所者対象など ・通年開催している1日2~5時間のセミナー ・春・夏・冬休みを利用し様々な企業で2~5日の仕事体験プログラム ◆居場所事業(横浜・佐賀・熊本・江戸川区・世田谷区・東京都・北海道)/中学生・高校生・退所者対象 ふらっと気軽に立ち寄れる居場所運営 *その他奨学金支援・住宅支援・個別支援、相談支援、緊急短期的住居支援などのプロジェクトを展開。 【広報・啓発事業】 ◆コエール 多くは社会的養護で育った若者達が「親を頼れなかった経験」を語るスピーチを元にワークショップイベントを企画・運営。認知を広げ、ソーシャルアクションから社会を変えることを目的とする。 【人材育成事業】 児童養護施設職員・ボランティアなどを対象に、各種セミナー・研修を実施。 |
住所 |
〒 1070062 東京都港区南青山 3-1-30 PASONA SQUARE |
団体電話 | 0368426766 |
代表者名 | 理事長、林 恵子 |
公式HP | http://www.b4s.jp |
財務情報 | https://www.b4s.jp/b4s/finance/ |