児童養護施設の子どもたちのために、何か役立つもの、喜ばれるものを贈りたいけれど、いったいどんなものがいいのだろう—。
どんな方でも、時間や場所を選ばずに、児童養護施設の子どもたちへの支援ができる物品寄付ですが、
必要としているものや受け取ることができないもの、送付する際のルール、
そもそも物品寄付を受け付けているのかどうかなど、施設によって状況はさまざまです。
児童養護施設に直接問い合わせてみることも一つの手ですが、
施設の中には、「欲しいものリスト」を公開しているところもあるのをご存じでしょうか。
せっかく寄付するのであれば、必要としている施設に、正しい方法で、子どもたちに喜んでもらえるものを贈りたいですよね。
児童養護施設が公開している「欲しいものリスト」と物品寄付をする際のポイントについてご紹介します。
虐待や親の病気、貧困など何らかの事情で、保護者の下で暮らすことができない子どもたちの親代わりともいえる児童養護施設。
子どもたちの「心身の健やかな成長とその自立」のために、生活環境の整備や生活指導・学習指導を行ったり、
家庭環境の調整や独り立ちするための支援を行ったりと、とても幅広い役割を担っています。
健全に施設を運営していくうえで、措置費では賄いきれない支出については、お金やものなどの「寄付」でカバーしているのが実情です。
とはいえ、十分に足りているものや、入所している子どもたちの特性や状況に相応しくないものを、施設で受け入れることはできません。
児童養護施設「欲しいものリスト」は、寄付を検討されている方のご厚意を無駄にしないために、
施設や支援団体のウェブサイト、Amazonなどで、各施設が必要としているものを一覧にして公開することで、寄付者と子どもたちをつなぐ役割を果たしているのです。
「欲しいものリスト」を活用した物品寄付の方法
1、児童養護施設への直接寄付
2、支援団体を通じた寄付
3、「Amazon ほしい物リスト」からの寄付
4、児童養護施設を巣立つ高校生にプレゼント「トドクン」
ブリッジフォースマイルでは「4」のトドクンを運営しており、通年で利用でき
毎年春には施設を退所する子どもたちを対象した巣立ち限定物品仲介も行っています。
「欲しいものリスト」に見る“喜ばれる”物品寄付
衣類、食料品、寝具、日用品・家電・消耗品などの生活必需品
「欲しいものリスト」で物品寄付する際の注意点
子どもたちにとって、児童養護施設は生活の場、“家”のようなものです。
突然知らない人から荷物が届けば、当然ながらびっくりしますし、困惑してしまいます。
これまでお伝えしてきたように、児童養護施設「欲しいものリスト」で事前に施設が必要としているものを確認しておくことはもちろん
、正しい方法で物品を届けることも同じくらい重要です。
『トドクン』利用者(寄付者)の声
・小さな応援しかできませんが、社会人になる子どもたちの不安がなくなることを願っております。
・これから社会に巣立つ子どもたちへの寄付は、私たちの社会や未来をつくることにつながると思っています。
・通常の物品寄付よりも、子どもに「ちゃんと渡った」という実感を持ち易い点が魅力です。
子どもたちの声
・生活必需品のプレゼントは、施設を出るときにとても助かります。
・自分には、たくさんの大人の人が応援してくれてるんだなって思いました。ありがとうございました。
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それぞれの詳しい内容や続きはぜひブリッジフォースマイルのHPをご覧ください。
https://www.b4s.jp/post-7316/