SDGs① 貧困をなくそう
SDGs② 飢餓をゼロに
SDGs③ すべての人に健康と福祉を
SDGs⑯ 平和と公正をすべての人に
日本全国
甲信越・北陸
九州・沖縄
特定の人々
環境や仕組み
社会的排除の解消
広く浅く、多くの人に直接効果を与える
ひとりひとりに深い影響を与える
問題の悪化を防ぐ
問題の解決
問題を人々に認識してもらう
実行・確立段階
定着・普及段階
台風・水害
地震
防災
貧困
女性
災害
こども
困窮するひとり親家庭に食料品の支援を

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寄付額
¥10,000
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寄付数
4件
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開始日時
2025/03/13 15:30
終了日時
期限なし
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残り日数・時間
期限なし
このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。
繰り返される食の課題を解決するために
◆キッチンカーを活用して「いつでもどこでも食の支援を!」
近年、気候変動の影響により、気象災害が50年前の5倍に増加し、深刻な被害が発生しています。
被災地では避難生活が長期化する中で、食と栄養の偏りが被災者の健康に大きな影響を及ぼしています。
そして、被災者への食事支援を迅速に実施するためには、「もしも(災害時)」の対応だけでなく「いつも(平常時)」からその備えを充実させることが求められています。
また、被災地で活動する中で実感した大きな課題のひとつが「食」に関するものでした。
災害時は、食料が不足したり栄養バランスの偏りが起こりやすいことに加え、菓子パンやおにぎりなどの冷たい食事が続きます。
一方で、平常時においても多くの食の課題があります。ひとり親家庭の貧困率が約5割となり、満足に食べることができない子どもたちがいます。それにも関わらず年間470万トンにも上るフードロス(食品の廃棄)が発生しています。
そういった課題の解決のために、「いつも(平常時)」のひとり親家庭の食の支援と、「もしも(災害時)」の災害対応を切れ目なく実現するため、キッチンカーを活用したプロジェクト「FOOBOUR(フーバー)」を開始しました。
全国初となる移動型のコミュニティフリッジ
◆食品を手に入れられる「港」として
コミュニティフリッジとは、「地域(コミュニティ)」と「冷蔵庫(フリッジ)」を組み合わせた造語で、いわば「地域で使う冷蔵庫」という意味です。
欧州で始まったもので、日本では食料品や日用品の支援を必要とする方が、24時間いつでも無料で受け取ることができる仕組みです。
PBVはその「コミュニティフリッジ」をキッチンカーの荷室を用いることで実現し、平常時にも災害時にも活動を続けています。
このような移動できるコミュニティフリッジは全国で初めて、そして世界でも類を見ない取り組みです。
【平常時は……】
コミュニティフリッジとして、困窮するひとり親家庭を支援します。
2024年8月に佐賀県大町町在住で児童扶養手当を受給している50世帯を対象とした「FOOBOUR -おおまち港-」をスタート。開始2カ月で延べ約300名にご利用いただいています。
【災害時は……】
災害直後の緊急期に現地に駆けつけ、あたたかい食事を被災された方々に提供します。
また2024年能登半島地震では被災された方を対象にコミュニティフリッジとして食料品や日用品を提供しています。
支援を必要とする人々が、食品を手に入れられる「港」となることを目指して。
Food(食事)+Harbour(港)を組みわせた造語「FOOBOUR」というプロジェクト名は、そんな想いで名づけました。
◆寄付金の使い道
皆さまからのご支援は、FOOBOURの活動のために大切に活用いたします。
1.ひとり親家庭への支援に関わるもの
食料品や日用品、車両、物資・備品・資機材の購入、維持費や人件費など
2.被災地での支援に関わるもの
温かい食事を提供するための材料や備品、資機材、人件費、旅費交通費など
取り残されやすいひとり親家庭
◆いつでも気軽に使える支援
様々な保障制度の狭間で支援が届きにくいひとり親家庭(児童扶養手当受給世帯)を対象とすることで、支援を必要とされる方に支援を届けます。
また、登録者のみの利用とすることで本当に必要な家庭に利用していただける他、セキュリティ面でも安心です。
防犯カメラなども設置し、無人での運用を基本とすることで、維持費や人件費を低減し、持続可能な運用が出来るよう心がけています。
さらに、家庭で使いきれない未使用の食品の寄贈も募ることで、地域の中でモノが循環し、どこかで不要とされるモノが必要な方に届く仕組みづくりにも取り組んでいきます。
このモデルを全国に広げていきたい!
◆適切な場所に適切な支援を行き届かせるために
【活動スケジュール】
2024年1月〜:石川県珠洲市での被災地支援活動(1台目)
2024年8月〜:佐賀県大町町への設置、フードバンクの展開(2台目)
2025年4月〜:3台目の購入・及び設置に向けた調整
2025年6月〜:フードバンクの稼働(3台目)
以降、10台目まで同様のプロセスを繰り返し、展開していきたいと考えています。
※支援が必要な規模の災害が発生した際には、適宜被災地支援活動に運用し、適切な支援を実施します。
能登半島地震の被災地にて
◆石川県珠洲市での活用事例
2024年1月1日に発災した石川県能登半島地震の際にも、翌日には先遣スタッフが現地入りすると同時に、フーバー(キッチンカー)も現地に向けて出発しました。
到着翌日から運用を開始し、13,000食を超える炊き出しや、約15万点に及ぶ物資の配布を実施しました。
避難所で配布される菓子パンやおにぎりだけでは冷たい食事が続いてしまうため温かいごはんの提供は大変喜ばれます。
石川県珠洲市大谷地区は、地理的特性もあって発災当初孤立し、その後も支援が届きにくい地域でした。また、地区に1軒しかなかったスーパーは全壊してしまいました。
そこでPBVは、2024年4月から大谷地区で支援物資配布を実施。
5月からは並行してFOOBOURを常設し、被災者の方々が24時間いつでも食料品・日用品が受け取ることができる無人のフードバンクを運営しています。
▼能登半島地震におけるFOOBOURの様子
https://youtu.be/K1ilf4dRk7o?feature=shared
「FOOBOUR -おおまち港-」にて
◆利用者のみなさんより
現在、「FOOBOUR -おおまち港-」を利用している皆さんからは、たくさんの感謝の声をいただいています。
「とてもありがたいです。ありがとうございます。大切に使わせていただきます。」
「感謝です!本当に助かります!!」
「子どもがよろこんでいます。」
「すばらしい企画をありがとうございました!」
「ありがとうございます!とっっっても助かります♡また利用させていただきます。」
無人型ではあるものの、車内にはコミュニティボードやノートを設置し、コミュニケーションを図れるようにしています。
今後も、皆さんからの「声」や「ご意見」をお聞きし、より良い運営に努めて参ります。
寄付者のみなさまへ
この度は、一般社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
PBVは「災害支援」と「防災・減災への取り組み」を続けている非営利団体です。
賜りましたご寄付は、「FOOBOUR(フーバー)」の活動や、災害支援活動などに大切に活用いたします。
今後も皆さまのご期待に添えるよう、スタッフ一同尽力して参ります。
引き続き、ご関心をお寄せいただけますようお願いいたします。
団体情報
ピースボート災害支援センター
東日本大震災をうけて「人こそが人を支援できる」という理念のもと2011年に設立。これまで延べ10万人を超えるボランティアと共に、毎年発生する国内外の災害に対して支援活動を実施。地元の方たちと共に息の長い支援活動を続けている。将来の災害に備えて、防災・減災にも力を入れている。
団体にメールで問い合わせる団体にメッセージを送る
寄付内訳
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寄付総額
¥10,000
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このサイトで集まった寄付
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その他の寄付
¥0