アフガニスタン西部で10月７日に発生した地震で、これまでに2,400人以上が死亡し、多数の人々が家を失って避難しています。AAR Japan［難民を助ける会］は首都カブールの現地事務所を通じて、被災者に食料や衛生用品などを届ける緊急支援を開始します。緊急募金への皆さまのご協力をお願い申し上げます。

同国災害管理省によると、震源となった西部ヘラート州では多くの建物が倒壊し、女性と子どもを含む約200人が死亡。現地では重機がないため救援活動が難航しているほか、食料や飲料水、医薬品、テントなどあらゆるものが不足しています。

倒壊した建物で救助活動をする人々

AARは長年にわたって、カブール事務所を拠点に地雷対策、政情不安による国内避難民や被災者支援に取り組み、2021年8月にイスラム主義勢力タリバンが暫定政権を樹立した後も、困窮する人々への人道支援活動を続けています。こうした経験とネットワークを生かして、AARは被災状況を調査し、物資配付の準備を進めています。

AAR Japanのアフガニスタン地震緊急支援へのご理解・ご協力を重ねてお願い申し上げます。