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【カンボジア】みんなの学びの場コミュニティラーニングセンターを継続したい!

  • 寄付額

    11,000

  • 目標金額

    500,000

  • 寄付数

    2

    応援者

    0

  • 開始日時

    2022/06/16 18:30

    終了日時

    2023/03/31 19:00

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

【プロジェクトの概要】

教育の機会を十分に得られなかった大人や子ども、すべての人が学べるコミュニティラーニングセンター(CLC)が、効果的に運営を継続できるよう支援します。

 

(コロナ禍のためCLCの入り口で絵本の読み聞かせをする様子。写真内の絵本:『いいことをしたぞう』偕成社)

 

(CLC図書館で本を読む大人。CLCは子どもから大人まで、誰もが利用することができます。)

 

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】

カンボジアが抱える課題

カンボジアでは30年近くにわたる内戦、その後のポル・ポト政権によって、国の教育システムが破壊され、人々の教育機会は大きく失われました。カンボジアの識字率は、周辺の国と比べて低く2019年の成人識字率は81.9% ですが、日常生活で読み書きの能力を使いこなしている比率は更に低いとみられています。また、内戦時代を過ごした年齢の高い人ほど識字率が低い傾向があり、日々の生活に困難を感じる人は少なくありません。教育の機会が無かった親は教育の価値を認識できない傾向にあり、子どもが教育を受けることの必要性に対する理解が低く、その子どもも十分な教育を受けることができず、貧困の悪循環を引き起こします。CLCで生涯学習の機会を拡大することは、成人の非識字がもたらす貧困を克服することにつながります。

 

<成人の非識字がもたらす貧困の悪循環>                              

 

 

 

<貧困の克服サイクル>

 

 

シャンティのCLC事業

シャンティは、2013年から図書館活動を中心としたCLC事業を3州の計6館で実施してきました。CLCの活動の柱は、図書館、識字活動、地域住民の生活向上、スポーツ・文化活動の振興となり、地域住民にとって身近な学びの場、集う場として継続的に機能することを目指しています。

 

CLCを継続させていくため、2017年から2018年にかけて、シャンティは設立したCLC6館を各州の教育局へ移管しました。現在は州教育局による管轄のもと、各CLCの運営委員会を中心に、図書館サービス等を住民に提供しています。CLC移管後、シャンティでは資金調達をCLC自体で主体的に行うための支援や図書館運営のための技術支援を続け、CLCの運営自立化を支援してきました。

 

 

移管後のCLCの課題

CLC自立運営化を目指してきましたが、2020年以降、新型コロナウイルスの感染拡大状況に応じて一時的に閉館せざるを得ないCLCがあり、利用者は減少傾向にあります。現在全てのCLCは再開していますが、利用者を取り戻す施策や、コロナ禍で生まれた新しい住民ニーズに応える施策を行う必要が出てきました。例えば、コロナ禍のカンボジアではオンライン学習が発展しましたが、農村地域に暮らす人の多くがそのアクセスに困難を抱えました。しかし、CLCIT機材の設置がないために、オンライン学習の場を提供することができません。IT機材導入といった新しい試みを展開し、それを管理するためのノウハウがCLC運営委員会には不足しており、活動のために必要となる州教育局からの予算提供も十分ではなく、移管後の運営自立化を目指すには、外部からの支援を必要としている状況です。

 

 

(コロナ禍での学校閉鎖期間中、オンライン学習にアクセスできないため、空いた時間で親の農作業を手伝う様子。コロナにより農村部に暮らす多くの子どもの学習機会が失われました。)

 

【解決する方法】

CLC継続のために必須となる運営自立化を支援するため、2022年は以下の活動を実施します。

 

CLC運営委員会、CLC図書館司書への知識提供

住民ニーズに即した効果的な生涯学習機会を提供する場としてのCLCを継続的に運営するための知識を提供し、人材を育成します。

 

1館のCLCでのITサービスの開始

コロナ禍でのオンライン需要の高まりにより、IT機器設置の初期費用を支援します。オンライン教育を提供する環境、住民が多様な情報へのアクセス手段を持つことで自身のニーズに即した学習をする環境を整えます。1館のCLCからモデルケースとして開始し、その後5館のCLCへの展開を検討します。多くの運営委員が初めてパソコンに触れるため、青年ボランティアと協力し管理を行い、サービス開始前にはパソコン教室に通学します。

 

CLCサービスのフォローアップ

CLCが立てた活動計画の実施の一部を支援します。また、住民の抱える様々な生活課題に対応する図書を図書館に配架します。

 

CLCの認知度向上

CLCから少し離れたところでの移動図書館活動を通して、CLC運営委員や図書館司書が住民に直接CLCを宣伝し、利用を促進します。

 

 

CLC運営委員会を対象として実施した研修。住民ニーズに即したCLC活動案を出し合っているところ。)

 

(移動図書館活動の参加者にCLCを紹介しているところ)


【受益者からのメッセージ】

ヤン・タン・コーさん、CLC#4CLC運営委員会

  私は2017年からCLC運営員会の一員として活動しており、小学校の校長としても働いています。CLC運営委員会の中では、報告書や議事録を作成したり、CLCの計画を立てたりする仕事を担っています。シャンティがこの集合村で活動を始めた時に開催していた図書館研修会やCLCの説明会に参加して、この活動に興味を持ちました。また、この地域を支えたい、ここで暮らす次世代の子どもたちを支えたいと思っていたので、運営委員会になりました。

 他のメンバーと協力してCLCの予算を検討する時や、移動図書館活動に参加してCLCを宣伝する時に喜びを感じます。他にも地域の人達にCLCを利用することを呼び掛けるために、集合村の会議をCLCで開催したり、学校でCLCについて宣伝したりしています。今後、CLCをより発展させるために、住民が敷地内で運動できるような環境を整えることができたらよいと思っています。

 私たちのCLCのために支援を続けてくださる日本の皆様には、とても感謝しています。ありがとうございます。


【寄付によって達成できること】

3,000円で・・・ITサービスを担う運営員や青年ボランティアが9回、郡内のパソコン教室に通学できます。

10,000円で・・・書籍を10冊購入し、CLC図書館に配架します。

30,000円で・・・運営委員、州教育局職員が集まりCLCの計画を立てる会議を1回開催できます。

CLCの図書館で本を読む子どもたち)

団体情報
シャンティ国際ボランティア会

世界には、紛争、貧困、自然災害などで教育を受けられない人たちがたくさんいます。私たちは、厳しい環境の中でも安心して学べる機会をつくる活動を通じて、人々の考える力、創造する力を支え、「共に生き、共に学ぶ」ことのできる平和(シャンティ)な社会をつくることを目指しています。

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