SDGs④ 質の高い教育をみんなに

SDGs⑯ 平和と公正をすべての人に

SDGs⑰ パートナーシップで目標を達成しよう

日本全国

特定の人々

社会的排除の解消

ひとりひとりに深い影響を与える

問題の解決

実行・確立段階

病気・障害

居場所支援

不登校

しょうがい

しょうがいしゃ

ギフテッド傾向で学校に馴染みづらい子と保護者の居場所づくり

  • 寄付額

    622,000

  • 目標金額

    2,500,000

  • 寄付数

    89

  • 開始日時

    2022/02/04 14:22

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

ギフテッド傾向があり、その特性ゆえに学校に馴染むことが難しい小・中学生やその保護者に向けた居場所づくりにご協力をお願いいたします。

 

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】

 

特定分野で突出した才能を持つ「ギフテッド」と呼ばれる子どもたちがいます。
同世代の子どもと比べて語彙力や記憶力に長けており、「天才」「神童」というイメージを持たれることも少なくありません。ですが、ギフテッド特性によって、学校生活や日常生活の様々な場面で困難が生じることも事実です。

 

まわりと同じであることを求められる学校生活においては、

 

「同世代の子どもたちと会話が合わなくて、友だちができない」

「学校の勉強のレベルが合っておらず、教室で授業を受けるのが苦しい」

 

などの困難があり、いじめ・からかいの対象や不登校になる確率も高いと考えられます。

日常生活においても、頭の回転が早いために興奮しやすく、不眠やかんしゃくなどの困難がある子も少なくなく、それを毎日支える保護者への支援も必要です。

 

しかし、「ギフテッド」は、日本ではまだ知名度は低く、理解や支援を得づらいといった現実があります。また、知能が高いことにより、妬みの対象になるのではないかとなかなか周りに相談ができず、孤立する保護者も多くいます。
そこで、私たちはこの困難さに寄り添い、子どもと保護者の孤立感を解消していけるよう、居場所作りに取り組んでいきます。

 

【解決する方法】

関東・関西に200名近い大学生スタッフが在籍する当団体の強みを活かし、ギフテッド傾向の子どもたちの知的好奇心に応えられる場を、オンライン・オフライン両方で作っていきます。

また、団体OBである児童精神科医や大学教員の協力のもと、彼ら・彼女らの心理的な問題、親の子育てに関する悩みなどに対するサポートも行ってまいります。

さらに、知名度が低く支援が得にくいという現状を変えていくため、活動に関わる、主に将来教員など教育関連の職業を志す学生に対し、ギフテッドについて学ぶ勉強会を開催いたします。

 

具体的には、以下のような企画を開催予定です。

・同じ悩みを持つ保護者を集めた「親の会」の開催

 

・オンラインバーチャル空間を活用した放課後の居場所作り

 

・ギフテッドの子が関心を持つ領域を専攻する大学生との交流イベント

 

・児童精神科医によるギフテッドに関する勉強会

 

・その他、学会での発表等研究活動

 

 

【遂行メンバーからのメッセージ】

ギフテッドの子どもたちの教育や支援は近年検討されるようになっていますが、どうも「特別な才能」を持っており、その才能を伸ばす方向に視点がおかれがちです。

しかし、かれらは例えば疲れやすかったり、周りとの温度差を感じたりいった困難を抱えており、支援を必要としていることは決して少なくありません。

私たちは、まずかれらにとって居心地の良い空間をつくり、持っている知的好奇心を満たせる、そのような空間を提供したいと思っております。

ぜひともご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。

伊藤 駿(事業責任者、NPO法人ROJE理事、広島文化学園大学専任講師)

 

 

【活動に参加している子の保護者の方より】

対面イベントに参加して意気投合した同世代のお友だちと、オンラインの居場所上で再会し、日に日に関係性を深めています。

とても楽しく、歴史に関するクイズで交流したり、二人で好きな詩や短歌、俳句の話などをしたりしています。

ふとした瞬間に通じ合う部分が多く喜んでおり、我が子は主に短歌、お友達は主に俳句が好きで少し好みも違うので、それぞれの魅力を教えあい良い刺激になっております。

終わったあと「学校では話せないよ」と呟いていました。

大人でもついていくのが難しいですし、同じような感性のお友達に出会えたこと、精神的な大きな助けになると感じています!

 

貴重な場をいただいて、本当にありがとうございます。

 

【寄付によって達成できること】

上記のことを実現するには、親の会や子ども向けイベントの会場費、スタッフ採用費、オンラインバーチャル空間構築のためのサービス利用費等が必要となります。

しかし、ギフテッドの子の知的好奇心を満たしたり学校以外の居場所を確保したりするためには、習い事やフリースクールに通うためのお金がかかり、教育費が家計を圧迫しているといった声も多く聞かれます。

私たちは頂いたご寄付を先の費用支払にあて、なるべく家庭での負担が少ない形でプロジェクトを実現したいと考えています。

ギフテッドの子が、周りと違う自分を認めて好きになり、自分らしく生きていけるよう、精一杯取り組んでまいりますので、皆さまのご協力をお願いいたします。

 

団体情報
日本教育再興連盟

2005年に発足して以来、大学生が中心となって活動するNPOとして関東・関西・広島に拠点を置きさまざまな教育活動を展開しています。東日本大震災復興支援活動や防災教育実践のコミュニティ作り、小学校での学習支援ボランティアなどこれまで様々な形で教育に携わってきました。

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