子ども(海外)

若者

障がい者

女性

高齢者

貧困

人権

保健衛生

学習支援

起業家支援

教育

農業

国際協力

SDGs① 貧困をなくそう

SDGs③ すべての人に健康と福祉を

SDGs④ 質の高い教育をみんなに

SDGs⑤ ジェンダー平等を実現しよう

SDGs⑧ 働きがいも経済成長も

SDGs⑩ 人や国の不平等をなくそう

アジア

特定の人々

ひとりひとりに深い影響を与える

問題の解決

実行・確立段階

ネパールの貧困地域で、誰もが学べる場所を作りたい

  • 寄付額

    5,000

  • 目標金額

    3,000,000

  • 寄付数

    1

    応援者

    0

  • 開始日時

    2021/10/04 18:28

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

【プロジェクトの概要】

 シャンティ国際ボランティア会は、先住少数民族が多い地域など、都市部の発展から取り残された人々が暮らすネパールの貧困地域に住民が自主的に運営する私設のコミュニティ図書館を建設し、図書館員の育成をしています。さらに各図書館の運営能力強化や各種学習プログラムを提供しています。特に、持続発展性を考慮し、2年間(建設1年、研修1年)の支援を経て、各コミュニティ図書館が自力で運営費用を捻出できる仕組みを構築し、住民に安定的で良質な生涯学習サービスの提供を目指します。

 

各種学習プログラムの提供

コミュニティ図書館内には、図書室だけでなく、学習の場として、女性室や若者室、児童室、パソコン室、研修ホールや視聴覚室などを整備し、障がい者支援用品や防災物品も備え、誰もが利用できる地域住民の学びの中心地となることを目指します。開館後は研修を受けた図書館員やIT担当者が中心となり、コミュニティ図書館を運営していくことに加え、住民のニーズに合わせた外部講師による研修を提供していきます。具体的には、女性・若者の能力強化・モチベーションアップ研修やパソコン教室、家畜の世話や農業、手工芸品の製造といった生計向上に関わる研修などを行います。このように、安定的に運営されている図書館で、図書の貸し出しや情報サービスだけでなく、恒常的に各種の職業訓練や研修が行われるようになることで、貧しい生活を送る住民が情報や知識を得て、自分の力で生活を変えていくこと、そして、将来的にはネパール国内の格差が是正されることを目指します。

 

 

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】

 ネパールの風景は、北部のヒマラヤ山脈からインド側の湿地帯へと、南北でその表情をがらりと変えます。民族の数が100近くにも及ぶ多民族・多言語国家であるネパールの国民は、信仰する宗教もヒンドゥー教、イスラム教、仏教と様々です。ネパールは近年の経済発展の反面、多種多様な人々の間で、都市と地方、民族やカースト、ジェンダーなどに基づく格差が拡大しつつあります。

 

 ネパールの成人識字率は66%ですが、男性は75%である一方、女性は57%と低く、男女間の格差があります。ネパールの非識字者の多くは、小学校を卒業できずに大人になった貧困層の人々です。教育を受けられなかったことで低い賃金の仕事にしか就けず、自分たちの力で生計を向上することが困難な状況にあります。この格差をなくすためには、成人のための学習環境の整備やITスキル研修、職業訓練、生計向上研修、リーダーシップの強化や自己肯定感を高めるためのライフスキル教育が必要とされています。ネパールでは、住民が自主的に運営しているコミュニティ図書館が、こうした成人への学習機会を提供していますが、国内には公共図書館が国立図書館3館しかなく、図書館に関する法律もありません。一方で、コミュニティ図書館は質・量ともに不足しており、住民の自主的な運営に頼っているため、そのニーズに対して十分な教育サービスを提供できていないのが現状です。そこでシャンティでは、2015年の大地震での被災者や少数民族など、経済発展から取り残されている人々が暮らすネパールの貧困地域で図書館を建設し、各種学習プログラムの提供、図書館員の育成、図書館運営能力強化に取り組みます。

 


【解決する方法】

 情報へのアクセスや学習の機会から隔絶されがちな被災地や遠隔地に暮らす少数民族などに、コミュニティ図書館を通じて、学び、生活を変えるチャンスを提供します。本事業は外務省NGO連携無償資金協力の助成を受けています。

 

l  2階建て耐震構造図書館施設の建設(助成金)

l  図書室、研修室、子ども室、女性室、視聴覚・防災学習室、若者室、コンピューター室の整備と各室への機材・資料・図書の供与(助成金)

l  図書館員および図書館運営委員会、図書館ボランティアの育成研修(助成金)

l  コミュニティ図書館内での各種学習プログラムの提供(助成金および皆さまからのご寄付)

l  コミュニティ図書館の自立運営事業の立案、立上の支援(助成金および皆さまからのご寄付)

(図書館施設の一部を貸し出すテナント運営による家賃収入など、図書館独自の事業で収入を得ることで、コミュニティ図書館の運営費用をまかなうことができるよう仕組みづくりを行います。)

 

 

【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】

 

パサン・プティ・ラマさん 11歳、5年生

学校が閉鎖されている間、本を読んだり、勉強したり、友達と遊ぶために、毎日図書館に来ていました。学校の科目は社会科が好きです。お父さんは建設の仕事をして、お母さんは農業をしています。家では食器洗いや牛の世話をします。大きくなったら医者になりたいです。地震が起きる前の図書館のことは良く覚えてないけれど、おもちゃで遊んだような気がします。新しい図書館ができるとうれしいです。

 

アジャヤ・タマン君 9歳、5年生

学校閉鎖の間、毎日図書館に来て、本を読んだり、遊んだりしていました。図書館には本があるし、友達と遊べるのがいいです。好きな科目は英語です。お父さんはジープ(乗合タクシー)の運転手で、お母さんはお店で働いています。家では宿題をしたり、友達とクリケットをしたり、家の手伝いをしたりします。将来は医者になりたいです。新しい図書館ができるのが待ち遠しいです。

 

図書館運営員会委員長 チュンバ・チリン・ラマさん

子どもが好きなので教員の仕事をしています。子どもたちは皆、本が大好きです。学校が閉鎖している間、教員が交代で図書館を開けました。震災前から学校と図書館は連携していて、学校が図書館から本や教材を借りたり、図書館が開く講演会に児童が参加したりしていました。

図書館というものに接することができたのは私たちの世代が初めてです。それまでシェルパの人びと(ネパールの山岳の少数民族)の多くは教育の機会がありませんでした。図書館は知識を増やしてくれるだけでなく、技能の開発を通じて、収入の向上や生活の改善にも役立ってきました。

図書館委員会のメンバーは皆、熱心です。震災の後、図書館が閉鎖して以来、その再開は住民の悲願でした。利用者は、以前は年間2000名でしたが、開館後は少なくとも5000名以上になると思います。

 

【寄付によって達成できること】

約120万円で・・・1館のコミュニティ図書館の安定した自立運営のための仕組みづくりと事業終了後の図書館の運営費用をまかなうための収益事業を立ち上げられます。

約81,000円で・・・30人を対象に収入向上を目指した、農業や家畜、手工芸品など、地域に合わせた小さなビジネスの起業方法に関する2日間の研修が行えます。

 

目標金額:300万円

 

本事業は外務省NGO連携無償資金協力の助成を受けていますが、上記の事業計画の実施のために資金が不足しており、皆さまのお力添えをどうかよろしくお願い申し上げます。

団体情報
シャンティ国際ボランティア会

世界には、紛争、貧困、自然災害などで教育を受けられない人たちがたくさんいます。私たちは、厳しい環境の中でも安心して学べる機会をつくる活動を通じて、人々の考える力、創造する力を支え、「共に生き、共に学ぶ」ことのできる平和(シャンティ)な社会をつくることを目指しています。

団体にメッセージを送る