SDGs① 貧困をなくそう

SDGs④ 質の高い教育をみんなに

SDGs⑯ 平和と公正をすべての人に

SDGs⑰ パートナーシップで目標を達成しよう

アジア

特定の人々

広く浅く、多くの人に直接効果を与える

ひとりひとりに深い影響を与える

問題の悪化を防ぐ

実行・確立段階

こども

人権

ラオスの少数民族の子どもたちが本に触れる機会を!

  • 寄付額

    12,000

  • 寄付数

    3

  • 開始日時

    2021/07/27 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

【プロジェクトの概要】

ラオスの少数民族が暮らす地域では、家族とは少数民族独自の言語を使用しています。そのため、子どもたちにとって、授業で使用する公用語のラオス語を理解することが難しい状況があります。

授業で使用する言葉が理解できないと、教育から取り残されてしまうため、将来の選択肢が限られてしまう課題があります。

このプロジェクトでは、子どもたちのラオス語学習を支えるため、ラオス語で書かれた絵本や紙芝居などの読書教材の配布、移動図書館活動を行い、より多くの子どもたちがラオス語に触れられる機会を作ります。

「おおきなかぶ(福音館書店)」


【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】

ラオスは人口の約半数が少数民族とされ、その数は50民族以上あると言われています。それぞれの民族は独自の文化を持ち、言葉も異なります。少数民族の子どもたちは、その民族の言葉を母語として育ちますが、授業ではラオスの学校では公用語であるラオス語が使われているため、6歳にして小学校で初めてラオス語を聞く少数民族の子どもたちは、授業が理解できずに退学してしまうこともあります。

ラオス語を使った仕事に就くこともできないので、農村部に多く住む少数民族の人々は都市部の人々よりも収入が少なく、格差が生じています。「持続可能な開発目標(SDGs)」のターゲット4には、2030年までにすべての子どもが質の高い初等教育を修了できるようにと掲げられていますが、まだ少数民族の子どもたちのすべてが良質な教材や教育にアクセスできているとは言えません。

 

【解決する方法】

少数民族が多く住むラオス北部ルアンパバーン県の農村部の小学校で、読書を通して子どもたちの学びを支えるために、以下の活動を行います。

①シャンティが出版した絵本や紙芝居、購入本および日本の絵本にラオス語の翻訳シールを貼った翻訳絵本を配布

②図書室もしくは図書コーナーの設置

③移動図書館活動による読書推進

④教員を対象とした読書教材の活用や図書を管理するための研修


【受益者からのメッセージ】

こんにちは、私の名前はラッサミーです。私には弟がいます。私はいつも朝6時に起きて、お母さんがお米を炊くのを手伝ったり、水汲みをしたりします。ラオス語を勉強するのが好きで、絵本を読むのも大好きです。特に『ももたろう』(福音館書店)が好きです。将来は看護師になって両親を支えたいと思っています。

 

【寄付によって達成できること】

3,000円で・・・紙芝居1セットが農村の学校1校に届きます。

6,000円で・・・ラオスの子どもたちのための絵本を20冊配布できます。

30,000円で・・・農村部の小学校2校で移動図書館活動を実施できます。

 

少数民族を含むラオスの子どもたちが、学校に設置された図書室や図書コーナーで本や紙芝居を手に取り、おはなしを楽しみながら様々な世界に出会う機会を作ります。同時に、子どもたちがラオス語を習得することで授業が理解できるようになり、学習意欲の向上や学校での学習継続に繋がります。先生たちもこの活動に参加することで子どもたちの読書支援ができるようになり、読書を推進する取り組みが継続されていきます。

団体情報
シャンティ国際ボランティア会

世界には、紛争、貧困、自然災害などで教育を受けられない人たちがたくさんいます。私たちは、厳しい環境の中でも安心して学べる機会をつくる活動を通じて、人々の考える力、創造する力を支え、「共に生き、共に学ぶ」ことのできる平和(シャンティ)な社会をつくることを目指しています。

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