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カンボジアのお父さん・お母さんに識字教育の機会を!

  • 寄付額

    117,000

  • 寄付数

    39

  • 開始日時

    2020/05/13 10:39

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】
長い内戦やポル・ポト政権の混乱によって教育制度が破壊されたカンボジア。
これによって、就学年齢児時に十分な教育を受けられなかった人たちは、文字の読み書き・計算ができず、未だカンボジアの識字率は、低い現状にあります。
そのために、市場で値段や契約書が読めず、商売で騙されてしまったり、希望する職を得られず、貧困から脱出できずにいる人々が多くいます。

 

また、識字教育を受けていないことへの影響は、時に子どもたちへも及びます。
お父さん、お母さんが教育を受けてこなかった場合、家計の厳しさ・貧しさから、子どもたちに「学校へ行くこと」よりも、「家事の手伝い」を優先させてしまう場合があります。
家庭でお父さん、お母さんが読み書き・計算ができ、教育の大切さを理解することは、子どもたちが学校で学ぶ時に、大きな後押しとなるため、
成人が「識字教育」を受けられる機会を設けていくことが必要です。

 

 

【解決する方法】
コンポンチャム州の識字率の低い4つの村で100名の生徒を対象に識字クラスを実施します。(現在、第2期目がスタート。)
識字クラスには、家事や仕事を終えた生徒たちが集まり、(株)パナソニック社から寄贈いただいた「ソーラーランタン」を使いながら、夜に授業を実施しています。

 

2018年から開始した「成人のための識字教育事業」を通して、以下の3つを目指します。


1) お父さんやお母さん自身が読み書き・計算ができる「識字率の向上」。
2) 読み書き・計算の知識を得ることによって、生活の質を向上させ、将来、授業で得た知識に基づき、より生産性のある職を自ら創造できるようになる。
3) 学ぶことの喜びや大切さを体得し、子どもたちが学校へ通えるよう、精神的な支えになってもらう。

 

 

【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】

<識字クラス生徒の声>
『私は小学校2年生まで通ったことがありますが、家が貧しく、働かなければならなかったため、途中で通うことを諦めました。読み・書きの知識はほとんど忘れていたので、この識字クラスはとても役に立っています。
このクラスの終了後も勉強を続け、知識を得たいと思っています。今はまだ具体的に決めていませんが、家族のためにもっと勉強し、何か新しいビジネスを始めたいと考えています。』
(カット・ライン 55歳)

 

<識字クラス教員の声>
『第一回目のテストではほとんどの生徒は自分の名前さえ、書くことができませんでした。今では、自分の名前はもちろん、簡単な読書きができるようになりました。
裁縫工場で勤務している人々にとっては、読書きができると、昇進や給料アップに繋がります。
この識字クラスを修了すると、今より自信をもって生活できるようになるでしょう。今従事している仕事の質を上げたり、そこから新しいビジネスを始め、生徒の生活の質が今より向上することを期待しています。』
(トマール・ケイブ村 識字教員:ソン・チャン)


【寄付によって達成できること】

 

5,500円で、1つの識字クラス(生徒25名)を開講するのに必要な、筆記用具一式【ホワイトボード・ペン・蚊取り線香他】を揃えることができます。

7,000円で、識字クラスを受ける生徒10人分の筆記用具一式を揃えることができます。

22,000円で、4つの識字クラス(生徒100名)を開講するのに必要な、筆記用具一式【ホワイトボード・ペン・文字カード他】を揃えることができます。

 

 

団体情報
JHP・学校をつくる会

JHPは、戦争や自然災害で教育の機会を奪われた世界の子どもたちに、人種、国籍、宗教、その他の信条の違いに係らず広く教育等の援助を行い、また紛争や自然災害による被災地・被災者への救援活動を通じて次代を担う若者達への地球市民教育を実践することを目的とする。

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