SDGs① 貧困をなくそう

SDGs② 飢餓をゼロに

SDGs③ すべての人に健康と福祉を

SDGs⑩ 人や国の不平等をなくそう

アジア

特定の人々

ひとりひとりに深い影響を与える

問題の悪化を防ぐ

施行の段階

新型コロナ

紛争・難民

こども

医療・福祉

人権

新型コロナウイルス対応 難民の命を守る「緊急食糧支援募金」

  • 寄付額

    47,000

  • 寄付数

    9

  • 開始日時

    2020/05/17 00:00

    終了日時

    2024/02/29 23:59

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

【プロジェクトの概要】

レバノンの経済危機と新型コロナウイルス感染拡大の影響で、更に厳しい食糧難に見舞われているパレスチナ難民・パレスチナ人シリア難民2000世帯への緊急食糧支援。

 

<支援対象と内容>

対象:約1万人~(1世帯510人)

・レバノン山岳地域に住む脆弱なパレスチナ系シリア難民  1,500世帯

・ベイルートの劣悪な難民キャンプに住むパレスチナ難民   500世帯

 

配布食料:1世帯あたり30ドル(約3,000円・約2〜3週間分の食料)

 

 

 

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】

最悪の経済危機のレバノンにコロナ禍が追い打ち

 

 昨秋から経済危機に見舞われているレバノンでは3月に国債が債務不履行になり、物価の高騰で生活環境は厳しくなっていました。

 

 そこへ追い打ちをかけるように2月下旬に新型コロナウイルスの感染拡大で国境が閉鎖され、人と物の移動の厳しい制限が始まりました。4月30日現在、レバノンで確認されている感染者は721人(内24人死亡)です。

 

劣悪な環境下、医療設備が整っていない難民キャンプ

 

 劣悪な環境に住むパレスチナ人シリア難民やパレスチナ難民は、元より充分な医療を受けられません。

 

 難民キャンプでの感染も4月に確認されていますが、狭い部屋に大家族が住み、隣家や人との距離が近い環境です。このまま感染が広まったらあっという間に爆発的に広がり、充分な医療を受けられずに多くの方亡くなられることも予想されます。

 

一日1回の食べる量を減らしても

日々の食糧確保ができない...

 

 私たちの現地提携団体「子どもの家」の各キャンプ施設での活動は一時閉鎖していますが、在宅学習支援やウイルス予防のための正しい情報や対策などの提供、カウンセリングなどの活動は続けています。

 

写真:自宅学習するサラちゃん(4歳)

 

 そんな中で「食糧の確保が非常に困難になった」という声を多く聞きました。コロナ禍により親は仕事を失い、物価高騰にも拍車がかかったことがその原因です。私たちはこれまで子どもたちに給食提供を行っていましたが感染予防で中断のため、子どもたちの栄養状態も心配です。

 

【解決する方法】

 現地にとどまっている当会の駐在員たちが、現地提携団体とラマダン(断食月)も始まった4月下旬から特に脆弱なパレスチナ人シリア難民とパレスチナ難民、合計2,000世帯に緊急食糧支援として食糧配布を行います。

 

 

【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】

 日本も緊急事態宣言を受け、感染拡大防止のため辛抱の時が続いている状況ですが、劣悪な環境の難民キャンプやテントで満足な医療が受けられない難民の命をつなぐ緊急食糧支援募金へ、ご無理のない範囲でご協力いただければ幸いです。

 

 末筆となりましたが、皆さまご無事でこの難局をともに乗り越えられるよう、心より祈念申し上げます。

 

【寄付によって達成できること】

3,000円のご寄付で難民家族の命をつなぐ約1ヶ月分*の食料を提供することができます。

 

*家族へのインタビューで、私たちが2〜3週間分と想定してたところ、節約して約1ヶ月近くの食料となる場合もあることがわかりました。

 

 

団体情報
パレスチナ子どものキャンペーン

パレスチナや中東の難民の子どもたちとその家族、障がい者を優先的に、教育・保健医療の分野で現地団体と協働し、人道的な支援を続けています。また日本でパレスチナへの理解促進や平和な国際社会を目指す活動や伝統文化・パレスチナ刺繍のフェアトレード事業、自然災害への緊急支援等も行っています。

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