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障害児・病児の遠隔授業支援の仕組みづくり事業

  • 寄付額

    335,500

  • 目標金額

    400,000

  • 寄付数

    17

  • 開始日時

    2015/12/08 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】

長野サマライズ・センターは長年、聴覚障がい児のためにインターネットとタブレットによる遠隔操作を利用した文字通訳などの教育支援を行ってきました。

文字通訳は学校で授業を受ける際に有効ですが、人工内耳装用手術を受けるために入院するときなどは学校に行くことができません。

そのため「遠隔支援システム」に取り組み、実際に教育現場を中心に支援活動を行ってきました。

遠隔授業が必要なのは、聴覚障がいのあるお子さんだけではありません。

病気やけがで長期入院する子どもは国内に年間6,000人以上おり、そのうちの4割は授業が受けられていないというのが実態です。

短期の入院を繰り返していて、続けて学校に通えない子どもたちも少なくありません。

遠隔授業のシステムやインターネットテレビ電話などの無料の仕組み、遠隔診療に使えるシステムは社会に徐々に増えてきています。

しかし、実際にはなかなか活用されておらず、使い方も認知されていないことが課題となっています。

【解決する方法】

入院中の子どもたちが学んだり、自宅の家族と交流できる遠隔交流システムを開発している「NPO法人e-MADO病気のこどもの総合ケアネット」と協力して、遠隔授業の普及をはかります。

そのためにまず、医療機関や当事者家族などのニーズ調査を行います。

それぞれのニーズに適した遠隔診療システムなどを調査し、学校の協力も得ながら遠隔での体験授業の実施をサポートします。

【プロジェクトのもたらす長期的成果】

長期的には、障がいや病気を持ったお子さんたちにICTを活用した授業支援を行うための「子どもICT基金(仮称)」を立ち上げて、一人でも多くの子どもたちに学ぶ機会を提供していきたいと考えています。

学ぶことは、つらく苦しい手術や治療、長い療育生活にある子どもたちに小さな希望を生み出します。

そして、病気や障がいがあっても、社会で活躍できる人材を育てることにもなります。

【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】

・普段から情報が届かない聴覚障がいのお子さん。

入院することになって、より授業に遅れを感じる保護者の希望に応えられないかと考えたのがきっかけのプロジェクトです。

「聴覚障がい」分野だけでは解決できない課題を、広いネットワークを模索しながら多方面から解決に近づいていきたいと考えています。(長野サマライズ・センタースタッフ)

・自分の経験から、長期入院している子どもたちの支援は本当に力を入れてもらいたいです。

ただ、中には長期入院される方だけではなく、一回の入院期間は短くても繰り返して入院を余儀なくされる子どもたちも多いのです。

そういった「グレーゾーンへの支援」にも目を向けてほしいです。(入院経験当事者である学校関係者)

【寄付によって達成できること】

●1万円あれば、スマホやタブレットのインターネットテレビ電話機能を使ったもっともシンプルな授業支援体験を1回提供することができます。

●2万円あれば、遠隔診療システムをお借りしてセキュリティの高い授業支援体験を1回提供することができます。

団体情報
長野サマライズ・センター

ICT機器やICT関連技術を有効に活用することで、障がい者・高齢者を中心とした地域に住む人々の自立をサポートし、社会参加の促進を目指す。
また、それに関わる人材を育成し、地域社会の発展と、誰にでも優しい街づくりに寄与することをミッションとする。

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