SDGs① 貧困をなくそう

SDGs③ すべての人に健康と福祉を

SDGs④ 質の高い教育をみんなに

SDGs⑤ ジェンダー平等を実現しよう

SDGs⑩ 人や国の不平等をなくそう

SDGs⑯ 平和と公正をすべての人に

アジア

特定の人々

環境や仕組み

広く浅く、多くの人に直接効果を与える

問題の悪化を防ぐ

問題を人々に認識してもらう

定着・普及段階

紛争・難民

こども

医療・福祉

人権

アフガニスタンの女の子たちが自己表現できる「子ども図書館」の運営支援

  • 寄付額

    344,693

  • 目標金額

    4,500,000

  • 寄付数

    3

  • 開始日時

    2015/11/26 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

シャンティ国際ボランティア会は、アフガニスタン東部のジャララバード市で「子ども図書館」を運営しています。小学生児童を対象に図書館活動、文化活動、工作や絵画、裁縫教室を行っています。毎月、記念日を祝う行事や誕生日会を開催したり、子どもたちが作った劇を上演したり、詩の朗読などをしています。

 

アフガニスタンでは、女の子や女性を守るため、成長につれ女性が外を自由に出歩くことが避けられる傾向があります。そんな社会において「子ども図書館」は、女の子が自由に遊び、学び、自分を表現できる居場所となっています。

 

 

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】


アフガニスタンでは、ソ連の侵攻やこれに続く内戦で多くの学校など教育基盤が破壊されました。また、タリバン政権時代には女性教員の就労や女子への教育も原則禁止されました。この事業の対象地域であるジャララバード市には少なくとも1万人の子どもが貧困のため小学校に通っていません。また、子どもたちが自由に有意義に余暇や時間を過ごすことができる施設は限られています。

 



【解決する方法】

 

アフガニスタン東部のジャララバード市内で子ども図書館を運営しています。ここには戦争で両親をなくした子ども、貧困のため学校に行くことのできない子どもたちもやってきます。子どもたちに絵本に触れる機会を提供するとともに、識字教室やお誕生日会などのイベントを開催しています。毎日約120名の子どもたちが利用しています。図書館では学校に行けない子どもたちが自由に遊び、安心して学ぶことができる場を提供しています。また、行事を通じて子どもたちが社会や世界について目を向けることを目指します。

 



【プロジェクトのもたらす長期的成果】


食べることで子どもの体が成長するように、本を読むことは子どもの心の成長を促します。 また本を読むことで、子どもたちは字を知る機会を得ることができます。また初潮を迎えた女子は自由に外を歩くことさえ難しい社会において、子どものときに、楽しく遊び、自由に自己表現する機会を持つことは、大人になってから社会を変えていく力になると考えられます。

 



【受益者からのメッセージ】


わたしはサフィヤ8歳です。9人家族です。朝4時半に起きてモスクへ行き、兄弟たちに朝ごはんをつくり、7時半に学校へ行きます。国の歴史を勉強するのが大好きです。午後は、図書館に行きます。図書館では、色々な活動があり、わたしは日本の本が好きです。図書館はとてもよい場所で、ここで勉強を続けて、よい仕事につくことができます。将来は医者になって、国民のために役に立ちたいです。

 



【寄付によって達成できること】


5,000円あれば、図書館を運営するための研修に2名の先生が参加できます。

10,000円あれば、図書館に設置する本棚1台を揃えることができます。
50,000円あれば、図書館に配布する本を160冊揃えることができます。

団体情報
シャンティ国際ボランティア会

世界には、紛争、貧困、自然災害などで教育を受けられない人たちがたくさんいます。私たちは、厳しい環境の中でも安心して学べる機会をつくる活動を通じて、人々の考える力、創造する力を支え、「共に生き、共に学ぶ」ことのできる平和(シャンティ)な社会をつくることを目指しています。

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