SDGs③ すべての人に健康と福祉を

SDGs④ 質の高い教育をみんなに

SDGs⑩ 人や国の不平等をなくそう

SDGs⑯ 平和と公正をすべての人に

SDGs⑰ パートナーシップで目標を達成しよう

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問題の解決

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定着・普及段階

病気・障害

居場所支援

発達障害

しょうがい

しょうがいしゃ

アート

芸術文化

東京・東北で障害のある人の創作活動の場を継続したい

  • 寄付額

    480,144

  • 目標金額

    3,300,000

  • 寄付数

    4

  • 開始日時

    2013/07/31 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

【プロジェクトの概要】

エイブル・アート・ジャパンでは、東京と東北を拠点とし、障害のある人をふくむ、だれにでも開かれた創作活動の場を開いてきました。

 

○東京の活動

「アトリエ・ポレポレ」(1996-)と「エイブルアート芸術大学」(2010-)の2つのプログラムを開催しています。アートは人と人、人と場所をつなぐものであるという理念のもと、誰もが自分らしくいられる場であることを大切に、障害のあるなしに関わらず自由で豊かな表現の場を共有できる場として1年を通じて活動を行っています。

 

○東北の活動

2018年より、自由な創作活動の場「アトリエつくるて」と身体表現の場「みんなでつくるよ広場の人形劇!」の2つのプログラムを開催しています。

絵を描いてみたいな、いつも家で自己流の創作をしているけどみてほしいな、身体表現をしてみたいな、関心をもつ仲間と出会う機会がほしいな、障害のある人の表現活動のサポートをしたいな、など障害のあるなしに関わらず、さまざまな背景をもつ方が参加しています。

 

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】

障害のある人たちにとって、地域の中で安心して参加し、楽しめる場はまだそんなに多くはありません。表現活動を通して、自尊心を高め合い、他者との関わり合いの中から自分自身の存在の豊かさを知ることができたらどんなにいいだろう。そんな想いから活動を続けてきました。

昨今の新型コロナウイルスの感染拡大の影響も相まって、経済的に困難を抱える方、家族以外のコミュニティとのつながりがなく、家族の介護をしながら孤立した生活を送る方など、障害のあるなしに関わらず、生きづらさを抱えた人びとの存在がより顕著となりました。そうした人びとにとって、自由な表現活動のできる場が学校や自宅以外の居場所にもなり、継続的な活動が求められます。

また、障害と芸術文化活動に関する相談支援事業に寄せられる声から、「誰かと一緒に創作してみたい」という思いがあっても、さまざまな心身の事情により、外に出かけることが困難な方も多くいることがわかってきました。そこで、オンラインを活用し、物理的に活動場所と離れていても、その場に参加できる環境を整えていく必要があると考えます。

 

【解決する方法】

・潜在的なニーズを抱える人たちの発掘のため、広報の方法や広報先を見直します

・参加費を払うことができない参加者に対して画材を提供できる仕組みを整えます

・会場に足を運ぶことができない、または情報環境がない参加者がオンラインを通じて場に参加できるよう、機器の貸出(タブレット端末やWiFiルーターなど)の仕組みの構築をおこないます

 

【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】

○参加メンバーのこえ

「模型・ジオラマが趣味なのですが、発表とか人に見せる機会がほとんどありません。アトリエに来ると、一応どんな作品も説明して、みんなが見て何か言ってくれる。やりがいというか、リアクションがあるのがすごくよくて、最初に来たときに感動して、毎回来たいなと。これからも参加していきたいと思っています」

「最初は、人に会うことに慣れる訓練のためにずっと来ていました。今は、人と会いたくて来ています。人が好きになりました。ここはいじわるする人がいないし、何か失敗しても怒られません。ここは楽しいです」

 

○保護者のこえ

「発達障害があると習い事で受け付けてもらえるところがあまりないので、これはちょうど良いと思って参加しました。一回参加したら、「また行きたい」となって、家でもいろんなことをやるようになり、ちょっとずつ自信につながっています」

「学校や放課後デイでは体験できないことをたくさん体験できました。それから、すごく出会いが多かったです。子どもの心の成長としては、人とのコミュニケーションにすごく自信がついたと思います。まず、表情が違いました。また、私ではなく、たくさんの方に自ら関わっていく場面が見えました。そういう行動からも自信が溢れていて、私自身も知らなかったところを発見できてすごく感動しました」

「こういった芸術活動だと障害のある・なしは関係ない気がするので、一緒に手を動かしたり、何か感動を共有することが増えるとたぶん理解も進むのかなと思います」

 

○ファシリテーターのこえ

「何か悩みがあったり、「今日は来るか迷ったけれど勇気を出して来てみました」といった、ちょっとしこりがある状態で参加される方も多いと思います。作ることで吐き出せる部分もあるけれど、言葉で自分の作品を見ることを通して、アートと人と人との関わりが生まれたり、お話やコミュニケーションを通してちょっとでも心が軽やかになれる場なのかなと思っています」

 

【寄付によって達成できること】

・1,000円あれば一人分の画材(1~3回分程度)を買うことができます(参加費を払うことが難しい参加者へ画材を提供します)。

・50,000円あれば、オンラインアトリエに参加する一人分の通信環境をつくることができます。

・200,000円あれば、展覧会(オンライン含)を開催してより多くの方たちに作品をみてもらうことができます。

 

【目標金額】

1,100,000円あれば、東京・東北の2拠点で、参加者20名・月2回活動を1年間続けられます(ファシリテーター謝礼、参加費を払うことが難しい参加者への画材代、オンラインで参加する人の通信環境)。

当面の目標として3年分、3,300,000円を目標としてご寄付を募りたいと思います。

 

【活動の様子(動画)】

東北でおこなっている造形活動と身体表現の場「アトリエつくるて」と「みんなでつくるよ広場の人形劇!」に関するドキュメント3本を公開しています。

※サイトの仕様により動画のリンクを直接開くことができません。お手数ですがURLをコピーし、ブラウザにペーストしてご覧ください。

 

1[アトリエつくるて&みんなでつくるよ広場の人形劇!]ワークショップの記録とインタビュー(16分)

https://youtu.be/jR5asOcLTnA

ここにはどんな人が集い、どんな場がつくられているのか。ワークショップの様子とファシリテーターや参加者のこえから活動を紹介します。

 

2[みんなでつくるよ広場の人形劇!]上演の記録(29分)

https://youtu.be/JL1xqxlaE8U

一年間のワークショップのしめくくりとして、ホールで開催した上演の記録です。

 

3[みんなでつくるよ広場の人形劇!]ワークショップを記録映像で振り返る(15分)

https://youtu.be/0g_-NQjx5Fw

手作りの人形で即興劇をおこなう広場の人形劇。複数回のワークショップからホールでの上演まで、一年間の記録映像を囲みながら、ファシリテーターやスタッフの視点で活動を振り返った記録です。

 

団体情報
エイブル・アート・ジャパン

障害のある人をはじめ生きにくさを抱えている人たちと共に、次のような活動に取り組んでいます。
・芸術文化活動を通して自らを自由に表現する場やしくみをつくること。
・作品を発表したり販売する環境を整えること。
・美術作品や舞台芸術作品にアクセスする機会と環境を充実させること。

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