SDGs① 貧困をなくそう

アジア

特定の人々

ひとりひとりに深い影響を与える

問題の悪化を防ぐ

実行・確立段階

紛争・難民

こども

人権

ミャンマー・女性の収入向上と自立支援を目指して

  • 寄付額

    572,915

  • 目標金額

    3,000,000

  • 寄付数

    4

  • 開始日時

    2010/02/19 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

ミャンマー北西部、バングラデシュ国境のラカイン州北部では、かつて多くのイスラム系少数民族がバングラデシュに難民として流出しました。その後国際機関や国際NGOによって難民の帰還や再定住活動が進められている一方で、圧倒的に貧しい地域でもあります。学校や診療所の不足、道路や橋の未整備、厳しい自然環境など、過酷な状況にあります。また多くの人々が食糧不足に悩まされ、就学や雇用の機会を失い、伝染病の流行に苦しんでいます。とくにイスラム系の女性は、社会的・慣習的な制約から、教育を受ける機会や技術を身につける機会がほとんどありません。

 

BAJは同地域において、女性向けの裁縫訓練活動を20年に渡って実施してきました。訓練を受けた女性は延べ500人を超えます。識字教育や保健衛生の教育も合わせて、女性の生計向上を主な目的として活動していましたが、学びの場を通じた民族融和と平和的共存も目標の一つとして掲げてきました。異なる民族(コミュニティ)から参加者を構成して活動を実施してきており、UNHCRをはじめ国際社会から評価を得てきています。

 

しかし、2017年8月のイスラム過激派の襲撃事件以降、ラカイン州北部の治安は悪化してしまいました。女性を対象にした活動は現在休止状態ですが、この活動を通じて育った訓練生が現在は職員となって、いつでも女性のための裁縫訓練活動ができるようにスタンバイしています。

治安の状況が落ち着いたころに、本寄付金を元手に小規模からでも活動を再開できればと考えています。

 

団体情報
ブリッジ エーシア ジャパン

国際協力の活動を通じて、人々の交流と相互理解を促進し、社会的に困難な状況にある人々の自立のための支援や、共に生きていくための活動を通して、国境を越えた人々の連帯を図ることを目的とする。

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