ラオスの中学3年の奨学生から 感謝の手紙

 

ノームくんは、カムアン県ナカイ郡ウドムスーク村で両親と暮らしています。家族は6人で、4人きょうだいの次男です。家計が厳しいため、兄は高校に行くことができず、兄と姉は学校を中途退学し両親の畑仕事を手伝う道を選びました。家族の1日あたりの収入は約450円とわずかなので、週末にはノームくんも魚釣りをし、捕れた魚を売って家計を支えています。警察官になるのが夢で、貧困から抜け出し良い職業に将来就くために一生懸命勉強したいと思っています。そんなノームくんから支援者様に感謝の手紙が届きました。

 

 

 

”僕は、カムアン県ナカイ郡にあるウドムスーク中学校に通う3年生です。2019~2022年度までの4年間(ラオスでは中学は4年間)、ダルニー奨学金の支援をいただけることになり、勉強を続けることができています。奨学金を提供してくださっている支援者様に感謝の気持ちを伝えたいです。この奨学金によって、僕は学校で学ぶために必要な文房具を買うことができました。また、家族が負わなければならなかった制服や学用品を購入するための費用の負担を軽減してくれました。この奨学金はとても有益で価値あるもので、僕はこの奨学金を学びのために確実に活かしたいと思います。これまでもそうですが、これからも、より明るい未来のために全力を尽くして勉強します。そのように努力し続けて、将来は警察官になりたいです。また、家計を支えるための術も身につけたいですし、母国のためになるような仕事を将来したいと願っています。最後に、恩人である支援者様の幸せと繁栄を祈っています。”

 

家庭が貧しく制服や学用品が買えないから学校に通えないという子どもたちがたくさんいます。

皆様からのご支援はこのように役立っています。