仮放免中の家族に食費を支援しました

日頃はAPFSの寄付プロジェクト「在留資格の壁を越えて 若者たちの夢を応援しよう」にご支援くださり、大変ありがとうございます。

● 仮放免中の家族に食費を支援しました
バングラデシュ国籍で仮放免中の4人家族(父、母、子ども二人)は、これまで支援してくださっていた方が失業してしまったため、経済的に、より一層厳しくなっております。
日々の食料品を購入することもかなり難しくなったため、ご家族への食費の支援に踏み切りました。
10月、11月、12月の3か月分、ひと月5,000円として、合計15,000円を支給しました。
ご家族が食料品を購入した際にご報告をいただいています。
なお、APFSはフードバンクなどと協力して食料品を発送していますが、ご家族の宗教上、送れる食料品の種類も限られていることも、今回の支援の背景です。

● お父様からコメントとお礼の言葉をいただきましたのでご紹介します
食料品が十分に買えない状況について、お父様は「親は食事の回数を減らしていますが、子どもに対しては減らしたくないです」とお話していました。
また、「いろいろ手伝ってくれて本当にありがとうございます」とお礼の言葉をおっしゃっていました。
なお、今回の支援で購入したバナナを食べるお子さんの写真もいただきました。


ご家族が困窮している原因の根本は、在留資格がなく、仮放免では就労が許されていないことにあります。
APFSは、ご家族が在留特別許可によって在留資格を得られるよう、入管の手続き等のサポートを行っていますが、法務大臣の裁量による決定のため見通しが立ちません。
非常に厳しい状況のなかでの生活が続きますが、できることを行って希望をつなげたいと考えております。

引き続き本プロジェクトへのご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

APFSスタッフ一同

寄付プロジェクト「在留資格の壁を越えて 若者たちの夢を応援しよう」: https://giveone.net/supporter/project_display.html?project_id=20300
APFSウェブサイト: http://apfs.jp/
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