【オンライン署名】新疆ウイグル自治区での大量収容と拷問を止めて!

(C)Molly Crabapple

 

2017年以来、中国政府は「テロや宗教的過激主義がはびこる土壌を取り除くことが目的」と称して、新疆ウイグル自治区に住むイスラム教徒を刑務所や「教育」センターという名の強制収容所で、不当に拘禁しています。


「(授業の)目的は、私たちの宗教を破壊し、私たちを同化させることだと思います。金曜日の礼拝に行くことはできないと言われました。アッラーに感謝してはならない、どんなことでも習近平に感謝しなければならない、と」(元収容者)

アムネスティは新疆ウイグル自治区での人権侵害の実態を、20カ月以上にわたって調査しました。家族が行方不明になったり拘束されたりした人たち、強制収容所に拘束されていた人たちなど、100人以上に聞き取りを行い、それを基に報告書を発表。中国政府がウイグル人やカザフ人など、大多数がイスラム教徒である民族に対して、人道に対する罪に相当する身体の自由のはく奪、拷問、迫害を行っていることを糾弾しています。

これまでのところ、中国政府は、アムネスティを含む国際社会からの、独立した専門家による新疆への無制約の立ち入りを求める要請を拒否しています。代わりに、あらかじめ入念に準備した監視付きの視察に各国からの代表団を招待して、新疆を訪問させることで、批判を沈黙させようとしています。

中国政府は、新疆のすべての強制収容所を直ちに閉鎖し、強制収容所や刑務所に拘禁されているすべての人を釈放しなければなりません。彼らに罪を犯した疑いがあるのならば、公正な裁判にかけられるべきです。

中国政府に、強制収容所と刑務所に不当に拘束されているすべての人を直ちに釈放するよう要請してください!

 

▽ 署名に参加する

https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/cn_202106.html