アフメド・マンスールさん
人権のために活動する人たちを容赦なく弾圧するアラブ首長国連邦(UAE)政府は、デジタル監視技術を秘密裏に駆使して、彼らを監視しています。同国の人権状況についてブログやSNSを通じて発信してきた著名な活動家アフメド・マンスールさんも、その標的となった一人です。
2017年3月、深夜に突然自宅に押し入ってきた12人の捜査員によりマンスールさんは逮捕され、翌年5月、禁錮10年と100万UAEディルハム(約2,700万円)の罰金、釈放後3年間の監視という判決を受けました。
マンスールさんのスマホやパソコンには、スパイウェアが仕込まれたメッセージが何度も届いたり、気づかないうちにスパイウェアがインストールされるような罠(わな)が何度も仕掛けられていました。ロイターの記事によると、マンスールさんのパソコンから盗まれた情報はサイバーセキュリティを扱う省庁の係官に送られたと報じられています。
日本支部では1,500筆を目標に署名活動を行っていますが、まだ半分ほどしか集まっていません。マンスールさんの有罪判決を破棄し、直ちに無条件で釈放するよう求めるオンライン署名に、ご協力をお願いします!
署名はこちらから >> https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/uae_202008.html