みんなの居場所となるために… ~WACCA塾、図書スペースについて~

 

WACCAが行っている学習支援「WACCA塾」では、中学三年生10名が全員高校に合格いたしました! 

合格のニュースを聞くたびに、WACCA塾ボランティアの皆様の「おめでとう!!」「良かったー!!」という歓声と拍手が教室内に響きました。このような先生と生徒、親子とも違う斜めの関係性がWACCA塾の魅力です。しかし高校が決定しても、それでお終いではありません。子どもたちには乗り越えなければならない課題がまだまだ沢山あります。そんな子どもたちのためにも、WACCA塾は高校生になっても継続的に見守るサポート体制を築きたいと考えています。

 

WACCA塾のような無料の学習支援を週三日も行っている団体は兵庫県内を探してもなかなかありません。皆様からのご寄付は毎年変わる教材や文具の購入に役立てられており、WACCA塾の運営には欠かせません。スタッフ・ボランティア一同、誠に感謝しております。

 

 

 

 

また、WACCAでは皆様からいただいたご寄付で本や本棚を購入し、ご利用者の方々の居場所となるよう図書スペースを作っています。毎週火曜日の「ボランティアの日」に、ご利用者の方々中心となって本の背表紙にラベルを貼るなど分類・配架作業を行っていまWACCAを訪れる方は本好きの方も多く最近有志で読書会も開かれるようになりました。皆様が本を囲んで談笑されている様子を拝見していると、この図書スペースがWACCAの居場所の一環として機能し始めていることを感じます。 

まだまだコロナの終息が見えない毎日ですが、これからもWACCAを必要としてくださっている方々がいつでも気軽に集まれる場所をつくっていきたいと思います。