子ども虐待予防授業「ティーンズAPCA」を京都の高校生とともに

雲一つない秋空の11月1日、自然環境に恵まれた京都府立須知高校の3年生63名と子ども虐待予防授業「ティーンズAPCA」に取り組みました。今回は、3年生ということで進学・就業・結婚など新しい世界に踏み出す時期と捉え、ひとりひとりが社会の一員として子育てや虐待予防について大人の視点で考えてみる機会としました。

前半は、パワーポイントのレジュメと冊子『子ども虐待について学ぼうとしている皆さんへ』に沿って虐待の現状や様々な背景などについて、クイズなども取り入れながら学習。非常に協力的で積極的な様子でクイズにも真剣な面持ちで参加するなど、興味深げに話を聴いてくれました。後半は、数人ずつのグループになり、冊子の中の合い発表してもら創作事例について、自分に引き寄せて考え、自分たちができることは何かを話しいました。終業のチャイムがなり終えるまで白熱した授業となり、私たちもとても活気のある時間を共有させていただきました。

 

いつか親になるという選択をしたときに、子育ての傍らで『子ども虐待について学ぼうとしている皆さんへ』を紐解き、周りに支援を求めても良いことを思い出してもらえたらと思います。

 

生徒の声より
・グループワークで、みんなと話し合う機会やいろんな意見が聞けて良かった
・これからの人生に関係する事を学べてよかった。パートナーに任せるだけでなく少しでも、家事や子どもの世話をしていきたいと思う。
・虐待をする人は、悪い人だと考えていたけれど仕事や家事が忙しく子どもと遊ぶ時間がない人や、子育てに悩むなど精神的に疲れてしまい虐待してしまっている人だっていることが分かった。