CAREチームと欧州連合(EU)代表団は、ドネツィク州にあるパートナー団体「Avalyst」を訪問しました。この訪問の中心となったのは、「支援する人たちに寄り添い続ける」という想いです。
一緒に訪れたのは、ミコライウカ村でのグループ向け心理社会的サポート活動、スロビャンシクの「Avalyst」コミュニティセンターでのスタッフとの交流、スヴャトヒルシクのコミュニティセンターでの別のグループ活動。
これらの訪問は、単なるモニタリングではありません。最前線に近い地域に暮らす人々の現実に向き合い、支援とは物資やサービスだけでなく、「ケア」「尊厳」「そこにいること」そのものだと改めて感じる機会でした。
「この訪問はとても重要なものでした。プロジェクトに関わるすべての関係者が集まり、現在のニーズや課題、現地の働く環境について率直で意義のある対話を持つことができたからです。
何より、プログラムが実際に行われている場所で直接現場を見ながら話し合えたことが大きな意味を持ちました。
Avalystの素晴らしいスタッフだけでなく、支援を受けている当事者の方々とも直接お話しすることができ、彼らの声や感謝の言葉を通して、人道支援の現場に「存在すること」がいかに重要かを改めて実感しました。」
— イェヴヘニヤ・ジェクン(CARE・ジェンダーに基づく暴力対策コーディネーター)
私たちはこれからも、パートナーとともに、最も支援を必要とする人々のそばに立ち続けます。
ケアと保護、そして希望を、もっとも必要とされる場所へ届けていきます。