能登での子ども支援活動を継続中!夏休みの活動記録

久しぶりの更新となってしまいましたが、ROJEでは、今年1月の能登半島地震発生直後から、継続して石川県の被災地にて子どもの居場所作り活動を行っています。

当団体のホームページに活動報告をアップしておりますので、よろしければぜひそちらもご覧ください。
https://kyouikusaikou.jp/category/saigai/

現在の主な活動拠点は、石川県七尾市内の矢田郷コミュニティセンターと、ひかりのここども園です。
未就学~高校生までを対象に、遊びを通した体験活動や学習支援を提供しています。

7月、七尾市では学校も通常再開しており、例年通り夏休みを迎えました。
子どもたちも急性期に比べると地震ごっこや揺れ・大きな音へひどく驚くなどの様子は見られなくなり、無事に夏休みを迎えられている様子です。

しかし、プールが震災で壊れて学校でプールの授業ができなくなってしまったり、地域の大きなお祭りが中止になってしまったり、少なからず影響は残っており、「楽しみにしていたのにな」と残念がっている子どもの姿もありました。

それでも、ROJEの運営する居場所に来ては、毎週違った遊びをめいっぱい楽しむ子どもたち。スタッフも、子どもに負けじと一緒になって遊んでいます。

夏休みに入ると、夏休み企画がスタート! 子どもたちは夏休みの宿題を持参し、今日の目標をホワイトボードに書いて達成を目指して頑張っていました。

スタッフは、子どもたちがつまづいている問題の解説をしたり、解き終わった宿題の丸付けをしたりしてサポートしました。子ども同士、年上の子が年下の子に教えるという様子も見られました。

特別企画として、みんなでかき氷を作って食べるお楽しみ企画も開催。
子どもたち自ら機械のハンドルを回してかき氷をつくりました。「冷たくておいしい!」と笑顔があふれ、大好評でした。

また、8月にはUTVC (東京大学復興ボランティア会議)様と一緒に、中高生向けに、学習支援のほか、勉強や進路の悩み事について、年の近い大学生の体験談を聞いたりアドバイスをもらったりできる学習相談会も開催しました。

こうした機会づくりを通して、広域避難が多く発生した今回の能登半島地震において、引き続き能登地域で暮らす子どもたちのさまざまな機会の保障や能登地域の復興に寄与していければと考えています。

能登地域への支援はまだまだ必要とされていますので、引き続き頑張ってまいります!

☆災害時緊急子ども支援活動へのご支援をお願いいたします

ROJEでは、平時より、災害発生直後にスタッフを派遣し、子どもたちの居場所を作る取り組みに一刻も早く着手するための体制づくりに取り組んでいます。この活動は、皆さまからの日頃からのご支援によって支えられています。

以下のリンクからお申込みいただいたご寄付については、全額被災地支援に係るスタッフの交通費・宿泊費・現地活動費に充てさせていただきます。

能登半島地震への支援はもちろん、今後災害が発生した際の備えとして、何卒ご協力のほどよろしくお願いいたします。
https://giveone.net/supporter/project_display.html?project_id=20200

日本教育再興連盟

作成日時: 2024/09/11 11:42

寄付プロジェクト: 災害時緊急子ども支援活動