©Valentina Mirza/CARE
(2022年3月8日)
CAREは、長期化が懸念されるウクライナにおける戦争の只中において、今、弱い立場に置かれた人々が搾取の危険にさらされないように、現金、避難所、食糧、継続的な収入を助けるための支援を提供しています。
私たちは、難民が国境を越えて休むための暖かく安全なスペースを提供するとともに、日持ちのする食品、寝袋、おむつ、その他の必需品をウクライナに送るために、地元のパートナー団体を支援しています。
「ジェンダーに配慮した人道的対応を確実にするための最良の方法の1つは、ウクライナの女性組織や、障がい者などの特定のグループなど、現地で活動している団体に対して、資金を提供することです。
私たちCAREは、グローバルレベルでのウクライナ人道支援計画を練りつつ、同時にこのような地元の団体が活動できるよう、サポートをしています。彼らが有する地元に関する知識、スキル、ネットワークは、今、絶対的に必要かつ重要だからです」と、CAREのTaproggeは強調します。
CAREはまた、近隣諸国がウクライナ難民の性別、年齢、障がいの状況に関するデータを収集するよう求めています。これにより、難民の人口統計を正確に理解することができ、彼らのニーズを効果的に満たすことができると考えています。
CAREは引き続き、東ヨーロッパで最大のNGOの1つであるPeople in Needと連携し、ウクライナ国内での人道援助を提供しています。また、今後、ウクライナからルーマニアに逃亡する人々を支援するために、ルーマニアで20年の長期パートナーであるSERA(児童保護に焦点を当てた組織)とも協力をしていきます。