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レバノンでは、2024年9月にイスラエル軍によって大規模な空爆が行われ、一時は約90万人が避難を余儀なくされました。人々は再び紛争が激化する不安を抱えながら生活しています。AAR Japanはこうした中、国内避難民や特に困難な状況にある人々への人道支援を続けています。 福祉施設で届けられている食事(ベイルート県 レバノン 2025年4月) AARは2025年4月から、十分な支援が行き届いていない山岳レバノン県を中心とした地域で活動を続けています。支援対象は国内避難民に加えて、高齢者、障がい者、重度の精神疾患を抱える人、GBV(ジェンダーに基づく暴力)被害を受けた女性とその子どもたち...
作成日時:2025/06/17 18:22
更新日時:2025/06/17 18:22
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避難民へ配付するお弁当を調理するshareQのスタッフ(レバノン 2024年11月) レバノンとイスラエルは2024年11月27日、停戦に合意しました。しかし、その後もイスラエルと武装組織ヒズボラによる空爆や攻撃が行われたほか、隣国シリアのアサド政権が崩壊するなど、先の見えない情勢が続いています。AARはレバノンの現地協力団体shareQと協力して、国内避難民を対象にした食料支援を引き続きおきなっており、11月26日までに計2,176食を提供しました。 国連人道問題調整事務所(UNOCHA)の12月17日のレポートによると、停戦によって、約83万人の国内避難民がもともと住んでい...
作成日時:2024/12/26 15:47
更新日時:2024/12/26 15:47
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レバノンでは2023年10月以降、国内の民兵組織ヒズボラと隣国イスラエル軍の軍事衝突が続き、深刻な人道危機に陥っています。 これまでに子どもを含む3,000人以上が死亡し、52万人超がシリアに避難するとともに、88万人超が国内避難民となっています。 AARは10月末、現地協力団体と連携して首都ベイルートで避難民への食料配付を開始しました。 シングルマザーの女性に手渡される食料パッケージ(ケセルワン郡 ケセルワン ジュベイル県 レバノン 2024年10月) AARとレバノンのケセルワン郡に本部を置くshareQは10月28日以降、ベイルートにある障がい者施設「レバノン特殊教育協会(...
作成日時:2024/11/25 10:23
更新日時:2024/11/25 10:23