SDGs④ 質の高い教育をみんなに
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特定の人々
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問題の悪化を防ぐ
問題の解決
問題を人々に認識してもらう
実行・確立段階
いじめ
虐待
貧困
病気・障害
発達障害
アート
芸術文化
少年院でのアーティスト・ワークショップ
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寄付額
¥0
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寄付数
0件
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開始日時
2026/08/31 17:30
終了日時
期限なし
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残り日数・時間
期限なし
このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。
【プロジェクトの概要】
芸術家と子どもたちでは、1999年に発足以来、教育・児童福祉・矯正教育の現場等で、アーティストによるワークショップを実施しており、2022年度からは少年院での活動を始めました。これまで、東日本少年矯正医療・教育センター(東京都)、宮川医療少年院(三重県)、京都医療少年院(京都府)、赤城少年院(群馬県)、青葉女子学園(宮城県)にて、ダンス、音楽、美術、演劇のワークショップを実施し、活動は全国に広がってきています。
※少年院とは?…家庭裁判所から保護処分として送致された少年に対し、その健全な育成を図ることを目的として、矯正教育や社会復帰支援等を行う法務省所管の施設です。
【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】
少年院では、虐待などによって傷ついた経験や、知的障害・情緒障害・発達障害などの発達上の課題、家庭環境の困難など、複雑な「生きづらさ」を抱える子どもたちの割合が高まっています。
非行に至るまでの過程で、自身も傷つけられたり、安心できる居場所や、信頼できる大人との関係を十分に得られなかったりした子どもも少なくありません。
そうした経験から、大人や社会への不信感を抱き、自分を守るために心の「鎧」をまとっている子どもたちがいます。自己肯定感の低さや、人とのコミュニケーションの難しさを抱えていたり、虐待や薬物使用などの経験から、自分自身や自分の身体を肯定的に捉えることが難しかったりすることもあります。
子どもたちがこれからの人生を歩んでいくためには、知識や技能を身につけることに加えて、安心して人と関わり、自分を表現し、思いを伝える経験が必要です。そして、他者に受け止められる経験を重ねながら、「自分にもできることがある」「自分にはこんな可能性がある」と、自分自身の可能性に気づいていくことが重要です。
しかし、既存の体制、既存の教育課程だけでは、そうした個別に丁寧な支援が必要な子どもたちに十分に対応することが難しい現状があります。また、少年院は、施設の特性上、社会や地域との接点が限られています。子どもたちが、普段接することのない多様な大人や価値観と出会い、さまざまな表現やコミュニケーションを経験する機会も、決して多くありません。
さらに出院後も、生活の受け入れ先が見つからないなど、厳しい現実に直面し、社会の中で孤独や孤立を抱える可能性があります。
少年院にいる間から、自分自身を大切にし、他者と関係を築き、自分の可能性を信じるための「心の土台」を育むこと。そして出院後、さまざまな困難に直面しても、その人らしく地域社会の中で生きていくための力を育むことが求められています。
【解決する方法】
~アートを通じて、子どもたちが自分自身と出会い直す機会をつくる~
表現とコミュニケーションの専門家であるアーティストが少年院を訪れ、身体表現や創作、他者との交流を取り入れたプログラムを実施します。
「正解」のない表現活動を通して、子どもたちは自分の身体感覚に気づき、コミュニケーションを楽しみ、お互いの表現を認め合う経験を重ねます。そこから「自分にもできる」「自分の表現も認められる」という肯定的な感覚を育み、自己肯定感やコミュニケーションする力の向上につなげます。
~既存の矯正教育を補い、一人ひとりに応じた支援の可能性を広げる~
障害や発達上の特性、これまでの経験などから、既存の教育課程だけでは十分に対応することが難しい子どもたちに対し、アーティストが「表現」という異なる切り口から、自分自身の感覚や心と向き合う機会をつくります。
活動には法務教官も参加し、普段とは異なる子どもの表情や行動、可能性に触れることで、子どもへの見方や関わりを振り返り、新たな支援の視点を得る機会とします。こうした取り組みを通して矯正教育の質を高め、子どもたちの社会復帰と再犯防止に寄与します。
~少年院を社会に開き、社会の側にも変化を生み出す~
外部のアーティストが継続的に関わることで、社会との接点が限られた少年院に、新たな人や価値観とのつながりをつくります。
さらに、活動の成果や知見を社会に発信・共有し、支援団体、研究者、芸術関係者などの協力者や理解者を増やすことで、出院した子どもたちを受け入れる「社会の側」の変化にもつなげます。
子どもだけを変えようとするのではなく、子どもを取り巻く矯正教育や社会との関係にも働きかける。そのためのモデルを、アートの力を生かしてつくります。

2023年にはシンポジウムを開催
【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】
これまでの活動に関わった法務教官やアーティストの言葉をご紹介します。
実際のワークショップの様子や、それぞれの思いについては、ぜひ紹介記事もあわせてご覧ください。※紹介記事より抜粋・一部編集しています。
「世の中は広いし、いろんな可能性があるんだよ、と示してやることが大事」
彼らの知っている「社会」は、ごく限られた地域や仲間たちの世界。だからこそ、その外にもさまざまな世界があり、いろんな可能性があることを示してやることが大事なのではないかと感じます。
高松 慧さん/宮川医療少年院 統括専門官
続きはこちらからご覧ください
「自分の感情を伝えることが、もう少しできていたら」
自分の心の中に起きている感情をもう少し言葉にできていたら、「助けて」と言えていたら、違った状況になっていたのかもしれない。そうしたことを、教育的な観点からだけではなく、遊びや芸術を通して一緒にできないかと思いました。
棚川寛子さん/舞台音楽家
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「温かく見守ってくれる外の人がちゃんといることを実感できる」
虐待やいじめなどを経験し、「大人なんて信じられない」という思いを持っている人も少年院にはたくさんいます。このワークショップは、温かく見守ってくれる外の人がちゃんといることを、一緒に身体を動かす中で実感できる場所だったのではないかと思います。
向井信子さん/元・東日本少年矯正医療・教育センター教育調査官
「その子自身が、自分のタイミングで気づくきっかけを」
身体がほぐれることで、心もちょっと楽になる。そのことに少しずつ気づいてほしいと思っていました。
子どもたちは一人ひとり違います。私たちがその子の抱えているものをどうにかするのではなく、その子自身が自分のタイミングで気づき、そこから解放されていくきっかけをつくれたら、という思いで取り組んでいました。
セレノグラフィカ隅地茉歩さん・阿比留修一さん/アーティスト
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【寄付によって達成できること】
皆さんからいただいた寄付金は、講師の謝金や、全国各地の少年院へ講師やスタッフが出向くための旅費、ワークショップの材料費、そして、活動成果や意義を社会へ発信するための広報費などに活用します。
アートを通じて、自分自身の感覚に気づくこと。自分の思いや表現を受け止めてもらうこと。他者と表現を交わすこと。こうした経験を、この機会を必要としている一人でも多くの子どもたちに届けたいと考えています。
さらに、各地での実践から得られた成果や知見を発信・共有することで、少年院での文化芸術活動への理解や協力を広げることを目指します。
少年院の子どもたちに体験を届け、その周囲の大人や、やがて子どもたちを受け入れる社会にも変化を生み出していくために。皆さんからのご支援を、心よりお待ちしております。
団体情報
芸術家と子どもたち
子どもを中心に芸術家によるワークショップや教育普及事業を行い、子どもの健全育成ならびに芸術文化の振興に寄与する。【アートとの幸福な出会い】をキーワードに、美術館や劇場など限られた場所だけでなく、生活の中で身近に感じられるような、人々とアートの出会いの場を創ることを目指しています。
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