SDGs③ すべての人に健康と福祉を

SDGs⑤ ジェンダー平等を実現しよう

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特定の人々

市民社会の強化・改善

社会的排除の解消

広く浅く、多くの人に直接効果を与える

ひとりひとりに深い影響を与える

問題の悪化を防ぐ

問題の解決

問題を人々に認識してもらう

定着・普及段階

虐待

保育

女性

産後の家族へ届け!産後ケアで産後うつ・虐待を防ぎたい

  • 寄付額

    4,000

  • 寄付数

    2

  • 開始日時

    2025/03/07 15:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

マドレボニータでは、孤立を防ぐ産後ケアを届けるためのご寄付を募っています。
いただいたご寄付は、ひとり親、双子や三つ子の母、障がいのある子・長期入院した子の母、など産後ケアを必要としている母たちに、産後ケアに取り組んでいただく機会を提供する「産後ケアバトン制度」の運営費用として大切に使わせていただきます。


【孤立しやすい母たちに産後ケアを提供】


私たち認定NPO法人マドレボニータは、1998年の創業以来、産後ケアの必要性を社会のすべての人に啓発し、産後ケアプログラムを、ひとりでも多くの産後女性に届ける取り組みを行なっている団体です。

 


赤ちゃんが誕生する喜びの中、 産後の女性の体は「全治二ヶ月の怪我と同じ」とも言われるほどダメージを受けていることをご存知でしょうか。

産後の心身の変化は、産後の三大危機「産後うつ」「乳幼児虐待」「夫婦関係の不和(産後クライシス)」を引き起こす原因となります。そして、そうした危機の多くは、孤立した家庭の中で起こっています。

マドレボニータは、1998年以来、独自に開発した産前産後ケアプログラムを提供してきました。しかし多胎やひとり親などの母親たちは、他の母親以上に過酷な環境・状況にも関わらず、その過酷さゆえに「自分の産後ケアどころではない…」と適切な産後ケアの機会にたどりつきにくい状況であり、参加者はほとんどいない状況でした。

 

本当はそんな母こそ「心身の回復」「仲間の存在」が重要と考え、2011年より、多胎児の母、ひとり親、障がいのある児の母など、より支援と心身のリハビリを要し、かつ孤立しやすい状況にある母子の参加をサポートする「産後ケアバトン制度」を開始。

13年間で累計1,325名を超える母子に産後ケアを届けることができました。

 

「産後ケアバトン制度」は、よりサポートが必要な母たちに「産後ケア教室」と「産後のセルフケア オンライン教室」の受講料を全額補助する制度です。また、対面教室の受講にあたり、多胎児の母は必要に応じて介助ボランティアによるサポートを受けられます。


<産後ケアバトン制度をご利用いただける方>

ひとり親
多胎児の母
障がいのある児の母
早産児・低出生体重児の母
出生〜生後180日の間に長期入院した児の母
妊娠中〜出産までに長期入院した母
10代の母

 

<多胎児の母の参加をサポートする介助ボランティア>

ただでさえ赤ちゃんとの外出はハードルが高いもの。「双子を連れて参加したいけど、同時に泣き出したらどうしよう…」そんな不安を解消するのが介助ボランティアの存在です。


多胎児の母が参加するときには、事前に産後ケア教室の卒業生から介助ボランティア(女性限定)を募集し、教室内での赤ちゃんのお世話やサポートをしてもらいます。

 


【受益者からのメッセージ】

 

双子を連れて電車に乗り、慣れない場所でのオムツ替えや授乳、しかもそれを自分自身のためにやるなんて、育児初心者には最初の一歩がとてもとても重かったのですが、皆様のサポートがあることでハードルが下がり、実りある時間を過ごさせていただきました。この成功体験を糧に、育児しているから、双子だからと尻込みせず、これからも外に出たいと思います!そしていただいた優しさを、いずれ何らかの形で次のかたに引き継いでいきたいと思います。
(2023年2月受講 多胎児の母)

この制度がなかったら、私がマドレに参加することはなかったと思います。
参加しなければ、今ごろまた、子どもたちと夫、といういつものメンバーに囲まれて、「わたし」を忘れたまま、うつうつとして過ごしていたと思います。
私と子供達に外出の機会を与えてくださったこと、また、夫にリフレッシュの時間をくださったこと、本当に、本当にありがとうございました。  
また、お子様の予定や用事もあるなか、朝早くに遠くから送迎に来てくださり、レッスン中も子どもの面倒をみてくださった介助ボランティアの皆様に、この場を借りて、改めて深くお礼申し上げます。ありがとうございました。  
もともと夫は家事育児にかなり協力的でしたが、産後の体力のなさ、理由もわからない気持ちの落ち込みに関しては、妊娠出産を経験した女性同士にしか分かり合えないところもあり、そういった意味では、私は孤独感をおぼえてきたのだと気付かされる部分もありました。
でも、私は独りじゃない!そう思えた1ヶ月間でした。 ありがとうございました。
(2023年11月受講 多胎児の母)

 

 

皆さまからいただいたご寄付は以下の用途に使わせていただきます。

・受講料補助と介助者サポート提供 1組につき 8,000円〜40,000円
 (これまでの実績より、毎月5〜10組の利用を見込んでおります)
・制度の運営や広報活動のための人件費、チラシ等の印刷費

 

 

「自分の産後ケアどころじゃない…」そんな母たちの背中を後押しする仕組みが「産後ケアバトン制度」です。
1人でも多くの方に産後ケアに取り組む機会を手渡せますよう、皆さまからのご支援をお願いいたします。

 

団体情報
マドレボニータ

マドレボニータとはスペイン語で「美しい母」の意。「すべての家族に産後ケア」を掲げ、独自の産後ケアプログラムの研究・開発・普及により産後が起点となる社会問題(産後うつ・乳児虐待・夫婦不和)の解決を目指す。「産後ケア教室」を対面とオンラインで開催し、指導者養成や啓発にも取り組む。

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