SDGs① 貧困をなくそう

SDGs③ すべての人に健康と福祉を

SDGs⑩ 人や国の不平等をなくそう

日本全国

関東

東海・近畿

特定の人々

社会的排除の解消

ひとりひとりに深い影響を与える

問題の悪化を防ぐ

問題の解決

問題を人々に認識してもらう

定着・普及段階

虐待

貧困

就業問題

児童養護施設の子ども達が退所後に自分の未来を切り拓くために「自分も相手も大切にするコミュニケーション力」をつけてもらいたい!

  • 寄付額

    16,000

  • 寄付数

    4

  • 開始日時

    2024/09/19 15:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

【プロジェクトの背景 - JAMネットワークが取り組む社会課題】

社会的養護下の子どもは日本に約42千人、うち23千人が児童養護施設で暮らしています。入所理由は虐待が45%と最も多く、親の病気、貧困などの理由が続きます。施設の子どもの約66%が虐待を経験しています。入所中は職員の庇護のもとで生活しますが、60%の子どもは高校卒業と同時に退所して働き始めます。しかし約半数は3年未満に離職を経験します。親を頼れないため、社員寮付きの仕事に就くことも珍しくないため、仕事と同時に住まいも失うことになります。そして再就職は容易ではないため、経済的な困窮につながっています。

仕事を辞める原因の一つに、人間関係のつまずきが挙げられます。子どもの多くは、成育歴の中で良好なことばをかけられた経験が乏しく、自己肯定感も低いため、自分の気持ちや感情を伝えることばを持ちません。そのため、謝罪の気持ちがあっても黙ってしまったり、反抗的なことばを使ってしまい人間関係がこじれがちです。また自信がなく、周りの人に頼ったり助けを求めることが苦手で、諦めやすいなどの傾向も見られます。

弊団体の独自アンケート調査でも、児童養護施設の子どもは家庭の子どもに比べて言いたいことを表現するのが苦手である、暴言やネガティブな言葉を使いやすいことが分かっています。またコミュニケーション力の不足が退所後の自立に影響を与えていると、90%の施設が回答しています。

 

児童養護施設を退所し就職したからといってそれだけで自立ができたとは言えません。

むしろ、一度社会に出ると全てが「自己責任」とされてしまい、子どもたちの自立に向けた支援は手薄になってしまいます。

だからこそ、自立支援として最も有効かつ重要なのは、社会的養護下にあるうちに子どもたちがソーシャルスキルとしてコミュニケーションスキルを体得し、コミュニケーションを通じて人や社会と関わりながら生きる経験を重ねることだと考えています。

 

 

【社会課題解決に向けてJAMネットワークができること】

 JAMネットワークは、児童養護施設の子どもたちの特性に合わせつつ、人とのかかわり方を子どもらしく楽しみながら学ぶプログラム”ことばキャンプ®”を提供します。また、施設職員にもことばキャンプメソッドを研修し、日々の養育の中で子どもへのことばがけ、対応を通じて毎日の生活の中で子どもの成長を後押しします。子どもたちは自分のペースで少しずつ成長していきます。

★子ども向けワークショップ
(一例:小学生向け6回、中学生、高校生等年代に合わせたプログラムがあります)
1回 自己紹介・聞く力を育てよう・伝言ゲーム
2回 聞き取りワーク・ステレオゲーム
3回 クッション言葉をつかおう・質問ゲーム
4回 ポジティブに考えよう・3ヒントゲーム
5回 インタビューに挑戦!・ジェスチャーゲーム
6回 クモのすウェブで頭の整理・発表に挑戦・終了式

★職員研修(一例)
座学だけではなく対話・ワークショップの多い講座でインプットだけでなくアウトプットを行い、
日々の養育での実践を目的とした研修をおこないます。

・自尊他尊のコミュニケーション
・ほめる、しかる
・肯定的なフィードバック 

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これまで実施してきたことばキャンプでの参加者の声
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(子どもの声)
・ワークの問題を作って出題するのが楽しかった。
・ババチョップ(言葉を聞いて体を動かすゲーム)をもっとやりたかった。
・みんなの夢を聞いて楽しかった。
 

(職員の声) 
3回目で子どもが自分の意見を前で言えたことに成長を感じた。
・ホームでは見ない子どもの面が見れた。こういう面もあるんだと子どもの良いところをより知れた。
・講師の子どもへのことばがけと子どもの反応・対応を見て、自分でも取り入れようと思った。

 

【寄付金によって達成できること】
10万円でオンライン職員研修を1コース(3回)提供できます。
30万円で児童養護施設1施設にことばキャンプ90 3回、職員研修3回およびフォローアップサポートを提供できます。

お預かりした寄付金はプログラム提供費用、プログラム運営管理事務費用で活用いたします。

【主な活動エリア[場所】】
・関東近郊の児童養護施設(関西、九州等活動エリア拡大も目指しています)

・全国の児童養護施設[オンライン実施の場合]

 

 

JAMネットワークがめざすこと】

どんな環境に生まれた子どもも自分の未来を自分で描き、切り拓いていく力を持ってもらいたい。ことばの7つの力を育むことばキャンプ(ワークショップ)で、自己肯定感を伸ばし、自分も相手も大切にするコミュニケーション力、ソーシャルスキル育成を通じて自立を支援することを目指しています。

 JAMネットワークHP:https://www.jam-network.net/

 

多様なキャリア(書籍執筆、日本語教師、学校関係、財団、研究所、大手飲食企業、
外資系企業など)をメインにもつ講師が関東近郊およびオンラインを活用して活動しています。

団体情報
JAMネットワーク

社会的養護下の子どもと養育者に、自分も相手も大切にするコミュニケーショントレーニングプログラム「ことばキャンプ」を提供することで、子どもの自立を支援するとともに、養育者を対象にした研修で養育力の向上を目指しているプロフェッショナルな団体です。

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