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SDGs③ すべての人に健康と福祉を

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ヤングケアラーの支援 〜一緒に考えませんか?地域や大人ができること。〜

  • 寄付額

    0

  • 寄付数

    0

  • 開始日時

    2024/04/09 15:30

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

プロジェクトの概要
相談窓口を開設したものの、当事者とのつながりを持つことはとても難しいです。取組の事例を紹介して他地域の支援活動につなげることを目指しています。地域社会として、ヤングケアラーが直面する困難にどう向き合い、支えていけるかを一緒に考え、行動を起こすきっかけにしましょう。


プロジェクトが解決しようとしている社会課題
子どもたちから「SOS」が上がらず、支援に繋がりづらいこと。
要因は、大きく3つあります。
1つ目は、私たち地域社会の要因です。「ヤングケアラー」に対する認知度が低い。ヤングケアラー当事者や、家族とのかかわり方がわからない。一生懸命、家族を支える子どもたちを褒めることで、子どもたちは「助けて」と言えなくなる。
2つ目は、ヤングケアラー当事者家族の要因です。家族の問題は「自分たちで何とかする」。世間体が気になるため、他人には言いたくない。
3つ目は、子どもたちの気持ちです。「人と違う」ことが恥ずかしい。友だちなど、他人に知られたくない。 自分は家族の役に立っているため、その役割を奪われたくない。生まれてからこの家族とともに生活をしているので、自覚が無い。


解決する方法
ヤングケアラー支援の寄付プロジェクトでは以下のような取組を行います。
地域社会の認識の向上:ヤングケアラーの存在と彼らが直面する困難についての一般的な認識を高めることが急務です。地域社会がヤングケアラーの状況を理解し、支援が必要であることを認識することで、子どもたちが「助けて」と声を上げやすくなります。地域全体での認知度を高める取り組み方法を他地域の方とも共有していきます。
家族の問題に対する理解とサポート:家族内での問題を「自分たちで何とかする」姿勢は、ヤングケアラーが外部からの支援を受け入れにくくしています。まずは些細なことで構わないので、接点を持つための取り組みを実施します。
子どもたちの気持ちに寄り添う:「人と違うことが恥ずかしい」という子どもたちの感情を理解し、自尊心を損なわないアプローチが必要です。ヤングケアラー自身が自分の役割に誇りを持ちつつも、必要な支援を受け入れられるような環境を作ることが求められます。当事者同士の居場所づくりや、レクリエーション活動などを実施していきます。

SOS子どもの村JAPANが現在行っている「福岡市ヤングケアラー相談窓口」>
SOS子どもの村JAPANでは、福岡市からの委託を受け、「福岡市ヤングケアラー相談窓口」を開設しています。ヤングケアラーに関する相談を受け、悩みごとについて一緒に考え、状況を整理して、コーディネーターが適切な支援先につなげます。今回の寄付プロジェクトでは、この相談窓口事業では支援できない地域や受益者、取り組みに対して活用するものです。


実際の受益者の反応
ある企業から提供して頂いた、スケート場のチケットを接点のあるヤングケアラーのご家族に提供したところ、予想以上の反響があり、感想のやりとりを通じて繋がりを増やすことができました。


担当者からのメッセージ
子どもは家族思いで力があります。しかし、子どもが「助けて」と言わないから助けないのではなく、「現状」は変えていかなければなりません。社会全体で子どもたちの負担を軽減し、ヤングケアラーが安心して自分の夢や将来に向き合える環境を作り出していきたいと思います。


寄付によって達成できること
ご寄付は主に、以下の様に活用させていただきます。
1.福岡市内での活動を他地域に共有するための広報活動
2.ケアを必要としているご家族との関係をもつための経費
3.当事者が集まることができるようなイベントの開催費用

 

団体情報
SOS子どもの村JAPAN

SOS子どもの村JAPANは、さまざまな事情で家族と暮らせない子どもたちが家庭的な環境で育つことができる社会をめざし、「子どもにとっての最善の利益」を活動の拠りどころとして、子どもと家族の支援を行っています。

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