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ヤングケアラーのレスパイトケア 〜本音で相談できる関係づくりを目指して~

  • 寄付額

    29,000

  • 目標金額

    1,000,000

  • 寄付数

    8

  • 開始日時

    2024/03/19 08:30

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

【プロジェクトの概要】
当法人は自治体と連携し、SNS相談、学校などへのアウトリーチ、ピアサポートの場づくり、支援機関のネットワークづくりなど、地域の中でヤングケアラーの子どもたちが孤立せず、必要な支援につながれるようになるための包括的な支援体制を構築してきました。
今回の寄付プロジェクトでは、上記の取り組みでは着手できていないヤングケアラーやその保護者を対象としたレスパイトケア(交流会など)の実施を通して、日々のストレスの解消だけでなく、今後の一歩踏み込んだ支援につなげるための関係構築を目指します。
※レスパイトケアとは=レスパイトは英語で「小休止」「休息」を意味します。レスパイトケアは、ヤングケアラー本人を日頃行っているケアから一時的に解放し、ヤングケアラー本人の疲労やストレスを緩和させるためのケアを指します。

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】
公立中学 2 年生の 5.7%(約 17 人に 1 人)が家族の介護や世話などを担わざるを得ないヤングケアラーだと言われています。ヤングケアラーであることによって、学習や交友関係など学校での生活に支障をきたし、不登校や心身の不調につながるようなケースも少なくありません。しかし、ヤングケアラー本人は「当たり前のことをしているだけ」、「家族を悪者にされたくない」、「わかってもらえないんじゃないか」といった複雑な気持ちを抱えており、本音で相談してもらいにくい課題が存在します。

【解決する方法】
ヤングケアラーや保護者を対象とした、レスパイトケア
▶︎デイキャンプ・日帰り温泉や体験プログラム等への参加を呼び掛けることで、日ごろのストレスから解放されて心身が回復し、他者との交流により自身が置かれた状況を客観視できるようなサポートをする

【受益者からのメッセージ】
●自分の境遇と違う方が話しているのを見て、この世の中には大変なことをしている、または経験している方々が多いと感じ、まだ自分の視野は狭かったんだなと思いました(ピアサポートに参加した高校生)
●家事や介護のあるあるについて共感しあえたりして、とても充実した時間を過ごせました。必死にとにかくもがいていた当時の自分に、数年後自分の経験として笑って話せているよとすごく伝えたいです!(当事者経験のある高校生ピアサポーター)

【プロジェクト担当者からのメッセージ】
ヤングケアラーが注目されていますが、その関心の高さに対して、どのような支援をしていくべきかは全国的にも手探りの状態です。当法人はこれまでも自治体などと協働してさまざまな事業を立ち上げ、運営してきた実績を活かし、ヤングケアラーが孤立しないために必要なことを当事者経験のある若者たちとも協働しながらつくっています。
今回のプロジェクトで得られた知見などは他の地域にも提供することで、全国のヤングケアラーが抱える問題の改善にも貢献してきたいと考えておりますので、お力添えのほど、何卒よろしくお願いいたします。

【寄付によって達成できること】
およそ25万円で10人が参加するプログラムを1回開催できます。
(バスレンタル:2170,000円、保険料:10,000円、食費:2,000×10人、現地交通費:20,000円、アクティビティ材料費:30,000円)

 

団体情報
アスイク

東日本大震災直後から、避難所で学習支援ボランティアを開始。その後、自治体との協働で生活困窮世帯の子どもの学習・生活支援事業を立ち上げた。2015年より自主事業としてフリースクールを立ち上げ、2020年からは仙台市からの委託事業となった。また、コロナ禍では食料支援事業を立ち上げた。

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